じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

オールスターでひとつくらいは栗山監督のチームに勝っておきたかったな。

 午前中から外来、病棟の仕事など。
 さて、ようやく休みに入れるな、と思うと何か用事の電話がかかってくる、というのは、医者あるある。
 結局、終業時間からけっこう経って、ようやく仕事終了。
 「残業しません!緊急入院も指示出しも時間外はダメ!」って言うわけにはいかないし、それなりに給料もいただいているからなあ。
 最近、自分に「これが仕事だから」と、よく言い聞かせている。お金をもらうために働いているわけではない、と思いたいけれど、給料に見合うくらいの仕事はしなくては。それでも、以前よりはだいぶラクになったのだけれど。
 それこそ、「終業時間になってから、ようやく自分の仕事に取り掛かれる、それが終わってから、明日のカンファレンスの準備」みたいな時期もあったわけだし。

 夕方に帰宅し、プロ野球のオールスター第2戦をなんとなく観戦。
 千葉マリンスタジアムでの試合だったのだけれど、両チームのピッチャーの好投もあり、2時間21分というスピーディな試合だった。
 昨日の試合のあと、緒方監督が「個々の選手に対してどうこうということはないけれど、栗山監督に負けたような気がするのが残念」と言っていた。
 緒方監督にとっても、地元で2連勝しながら、4連敗して敗れた去年の日本ハムとの日本シリーズは、けっこうトラウマになっているのかもしれない。
 黒田の引退の花道をつくることができず、大谷選手と栗山監督に名を成さしめてしまったのは僕も悔しい。北海道まで行って、第4戦を観戦しただけに、なおさら悔しい。これを書いていて、またあの寿司野郎のホームランを思い出して、気分が悪くなってきた。
日本ハムファンが万が一読んでいたらごめん)
 今年に関しては、日本ハムは大谷選手の怪我などもあって低迷しているので、日本シリーズで対戦することはなさそうだけれど、それだからこそ、オールスターでひとつくらいは栗山監督のチームに勝っておきたかったな。
 僕が子供のころは、交流戦もなく、メジャーリーグに好選手が流出することもない時代だったので、オールスターはけっこう楽しみだった記憶がある。
 最近は、「選ばれることはとりあえず名誉だけれど、無理してまで出なくても良いかなあ」というか、むしろ、この暑い時期だし、休みも少ないから、休養にあててほしいな、とも思う。
 僕は「お祭り」よりも「真剣勝負」のほうが好きなんだよな、基本的に。
 栗山監督が、オールスター第2戦後に、後半戦への抱負を尋ねられて、少し困っていたらしい。
 栗山監督にとっては、オールスターよりも、日本ハムの現状のほうが悩ましいはず。大谷選手の起用法も含めて。

 久々に2日間続けての休みなので、ビールとチューハイを飲んで、DVDを観たり、ニンテンドースイッチで少し遊んだり。体験版をダウンロードした『みんなでワイワイ!スペランカー』が、けっこう面白い。なんでこのくらいの段差で死ぬんだよ!あっ、これぞスペランカー
 今でも、怪我しやすいスポーツ選手を「スぺ(ランカー)体質」なんていうスラングが使われているくらいだから、子供心にもあの「弱さ」はインパクトがあったのだ。

 25時に就寝。