『さるさる日記』から続く、「さすらいの当直日誌」。
以前の分はこちらです。
諸事情にて、しばらくここで更新します。
年越しの瞬間は『ゲームセンターCX』の年越し特番を観ながら、皿を洗っていた。
家族はみんな寝てしまい(1歳児がいる生活というのは、とにかく「子どもが寝ているときに自分も寝ておく」のが大事なのだ)、ひとりで有野課長の挑戦を観ていた。
それにしても、雑すぎるぞ、「ゲームセンターCX』のカウントダウン。
紙に書いた数字をスタッフがめくっていく、という形式なのだが、これがもう全く時間通りにめくれず(人力だから、それはそうだろ、と)、2016年になったことよりも、有野課長のボスとの戦いの行方のほうに目を奪われたまま2016年に。やれやれ。
今年は珍しく大晦日に日当直があたっておらず、平和な年越しのはずだったのだが、なんのかんので紅白も1秒も観ていない。
なぜ大晦日にテレビのリモコンを洗濯してしまうんだ我が家。
(結局、夜にまだ空いていた電器店で代替のリモコンを買ってきた)
元日はお昼からy嫁の実家で過ごした。
毎年恒例の行事なのだが、去年はいろいろあったので、何かと感慨深い。
今年も料理が多すぎる、とみんなが義母をたしなめ、そうは言っても足りないのではと心配で、と答える義母。
本人たちは毎年、「今年こそは」と真剣にやりあっているのだが、ちょっとだけお客さんの立場の僕からすれば、そういうやりとりもまた「新年のお約束」みたいなもので、ちょっと微笑ましくも感じるのだ。
子どもたちは、どんどん大きくなり、大人たちは、どんどん年を取っていく。
ただ、僕は自分の子どもたちに対しても、「いつか死に至るスイッチ」を押してしまったのではないか、という、無責任な責任感を、ふと思うことがある。
お雑煮までいただいて帰宅し、長男の宿題と『スプラトゥーン』に付き合ったのち、23時くらいに就寝。
次男が4時半くらいに目を覚まし、少し泣いたのだが、お出かけでくたびれていたのか、ビスケットを一袋かじり、水を少しだけ飲んで、すぐに寝てくれた。
子どもは基本的にかわいいけれど、4時半に起こされるたびに、これでかわいくなかったら、やってられないよな、とも思う。