じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

2016年の仕事始めは、いきなり当直

朝、長男と話をしていて、「パパ、70年前に何があったの?」と訊ねられた。
まだ7歳の長男にとっては、太平洋戦争というのを、まだよく知らないのだなあ。
そりゃ、70年も前の話だし。
少しだけ戦争の話をしたのだけれど、考えてみれば、僕だって、戦後四半世紀に生まれた「戦争を知らない子供」なわけで、息子に偉そうに語る資格があるのかどうか。
とはいえ、これからは、戦争を知らない親たちが、戦争を知らない子供たちに語りついでいかなければならない世の中なのだ。
戦争を知っていたら、戦争が起こらないかというと、歴史上は必ずしもそうではないのだが。
第一次世界大戦第二次世界大戦の間は、20年ちょっとしか空いていないのだから。

2016年の仕事始め。
正月休みから、いきなり当直という厳しいローテーションになってしまった。
充電、したつもりが、当直前にはすでに電池切れ、という感じではある。
結局、どんなに長くリフレッシュしても、キツいものはキツい。
ただ、ここ数日暖かかったおかげか、この病院としてはまだマシな忙しさではあった。
寒い日とか、近所に人が集まるイベントがある日の当直は、避けられるものなら避けたい。
まあ、当直って、盆正月はひたすらキツい、という予測が外れることはないのだが、平日の夜とかは、やってみないとわからないからなあ。
今回の当直の場合は、公務で新年会という名のお仕事をスキップできたのはよかった。
珍しく4時間くらいは眠れたし。