じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『キングスマン』を観て、僕は紳士なのかもしれないな、と思った。

平日休み。
引っ越しの準備などあり、業者が午前中に家にやってくる予定だったのでずっと待っていたのだが、お昼を過ぎてもあらわれず。
家の場所がわからないのか?玄関のチャイムが切れているのか?などと心配だったのだけど、問い合わせてみると「今日は予定が入っていませんよ」とのことだった。
確認してもらうと、「来月に予定が入っています」とのこと。y嫁は「ちゃんと確認したはずなのに」とかなり立腹していた。僕もぐったり。


まあ、その待ち時間に家で観ていた、映画『キングスマン』のDVDが滅法面白かったので、個人的にはまあ許す、という気分でもあるのだが。
最近、映画のDVDを1本通して観る時間が、なかなかとれなかったので。
この『キングスマン』、いちおう「スパイもの」にカテゴライズされるのだが、上物のスーツで身を固め、「紳士たること」を理念としているキングスマンたちの姿が、僕はとても好きだ。
「紳士というのは、人生で三度だけ新聞に載る。生まれたとき、結婚したとき、そして、死んだときだ」
賞罰なし人生を送っている僕は、案外、紳士なのかもしれない。
なぜか敵は、ハイテクIT長者みたいな人、なんだけど。
人がザクザク死ぬシーン(『キル・ビル』みたいな感じ)に抵抗が無い人には、ぜひおすすめしたい。

夕方、y嫁と合流し、長男を習い事に連れていったり、新しいアパートの環境整備をしたりした。
何もない家は広いし、気持ちがいいのだが、次男のご機嫌をとるためのグッズが無くて困る。
「いないいないばあ」とかは、向こうの前に、こっちが耐えきれなくなる。
ああ、まだ「キングスマン」には程遠い。

23時半くらいに就寝。