じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

「日本出身力士」という微妙な言葉

午前中外来、午後からは病棟業務に会議など。
相変わらず風邪でかなり具合が悪い。
今年に入ってから、めまいやら風邪やらで、身体のトラブル続きだ。
そういう年齢になってきた、ということなんだろうけどねえ。
両親が亡くなった年齢を考えると、僕にはもうそんなに時間は無いのかもしれない。

仕事を終えて帰宅していたら、途中から雪になった。
あと1時間遅かったら、車での移動に支障をきたしていたかもしれない。
この週末は厳しい寒さになり、雪も積もるそうだ。

大相撲の初場所琴奨菊が1敗を守り、白鵬が敗れたために千秋楽を残して単独トップに。
もしこのまま琴奨菊が優勝すれば、2006年初場所栃東以来、10年ぶりの「日本出身力士」の優勝なのだそうだ。
力士には日本で長く生活をしていて、日本国籍となっている人も多いので、この「日本出身力士」という微妙な言葉が使われているのだが、「国籍が日本なら、日本人じゃないか」という「正論」と、「やっぱり、自分たちと共通点が多い、日本出身者のほうが、日本人らしい」という「感情論」の狭間、みたいなものを感じる。
しかし、外国出身力士がいなかったら、相撲界はやっていけなかっただろうな、というのは間違いなさそうだ。
2011年に八百長問題が発覚し、相撲界が苦しい状況に置かれたときも、外国出身力士たちが相撲界を支えていたわけで(八百長発覚後、日本出身力士は優勝できていないのも事実だ)。
ただ、いろんなプレッシャーもかかってくるだろうし、千秋楽の取組はやってみないとわからない。
琴奨菊も相手の力士も、やりにくいだろうなあ。

子供たちとお風呂に入り、カレーライスを食べて、23時に就寝。次男、今夜も激しい夜泣き。