じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

本谷さん、なんだか「芥川賞らしい作品」を書いているなあ、と。

午前中病棟業務、午後から処置とカンファレンスなど。
家に帰った時点で、まだ他の家族はy嫁の実家から戻ってきておらず、しばらくひとりでコーヒーを飲みつつ、『文藝春秋』の芥川賞発表号を読んでいた。
結局、本谷有希子さんの作品のほうから読み始めて、まだ半分も読めていないのだけれど。
途中までの印象としては、本谷さん、なんだか「芥川賞らしい作品」を書いているなあ、と。
だからこそ受賞できたのかもしれないけれど、こんなに「らしさ」に乏しい作品だったとは知らなかった。
もしかしたら、「狙った」のだろうか。
そうであれば、次からは、もう少し「本谷さんらしい」方向に戻してほしいなあ。
まあ、評価は最後まで読んでから、というのが常道なのだけれども。

長男を寝かしつけていたつもりが、自分自身も22時くらいに就寝。