長男を塾の春期講習に、次男を保育所に送り届けてから仕事へ。
次男、やっぱり車の中では靴を脱ぐ。今日は靴下まで脱ごうとしていた。オッサンかよ!
午前中外来、午後からは病棟業務など。
年度末ということで、周囲はけっこうあわただしい。机を片づける人、もう有給休暇に入るので、挨拶まわりをする人……環境が変わるというのは、いずれにしてもけっこうストレスではあるよなあ。
仕事を終えて、夕食を摂って帰宅し、読書。
プロ野球は今日開幕だったらしい。
というか、今日は無かったことにしたいな。あんな事件もあったし、もう今年はペナントレース中止でも良いのではないか、と言いたくなるカープの開幕戦だった。
エース・ジョンソンを立てての地元での開幕戦、DeNAの開幕投手は井納。
ホームゲームでもあるし、先発投手の昨年の成績からみても、今日は勝てる試合、だと思っていたのだが。
序盤に、なんとなく効率よく攻められて、下位打線にタイムリーを浴びて0−2。
いや、まだまだこれから、井納相手にこのまま無得点なんてことは……ないよね、ないと言ってくれ……えっ、7回まで0点……8回裏になんとか1点を返したものの、結局、序盤にまあこのくらい、という感じで摂られた2点が重くのしかかり、攻撃陣は自分で自分にプレッシャーをかけて凡打の山。たしかに、井納の調子はよさそうだった。でも、井納にこんなに気持ち良く投げさせられるのは、カープ打線だけじゃないのか……
開幕戦から、去年と全く同じ負けパターンを見せつけられ、かなり意気消沈。
ジョンソンのこのピッチングで勝てなかったら、どうやったら勝てるのか。
どうせまた、たまに勝つ試合は無駄に打線大爆発で、接戦は競り負け、になるんだろ今年も。
まだ開幕戦ではあるのだが、ネットのカープファンの掲示板はお通夜のような状況で、「ああ、年が替わったからといって、急にチームが変わるということはないんだね。当たり前のことだけど」とか、「このチームの打者は、キャンプで何やってたんだ?」などと絶望と罵声が渦巻いていた。いや、僕も開幕戦にしてすでに落ち込んでいるのだが。
ここは九州なので、ソフトバンクホークスの話題ばかり。
ラジオを聴いていたら、ソフトバンクも開幕戦の楽天戦に敗れており、ホークス芸人みたいな人たちが「いやあ、こんなこともあるんですねえ。まさか開幕でこんな負け方をしてしまうとは」などと嘆いていた。
でも、ラジオに送られてくるファンの声は「いやあ、今日は残念でした。とりあえず祝杯用に買ってきたビールは明日にとっておいて、そのへんにあった酒を飲んで寝ます!」「まあ、こういうこともあるんですね。油断大敵、明日からはがんばりましょー!」など、みんなまだまだ余裕綽々、という感じ。
同じ「開幕戦のひとつの負け」でも、こんなにファンが受けるダメージは違うものなのか、と、王者と長年優勝から遠ざかっているチームの差を思い知らされた。
まあ、日本ハムだって、大谷で負けているのだし、勝負っていうのはこういうものだ。
……でも、こういう「雑に失点して、それを取り戻そうとして焦り、自滅するような野球」が改善されていないというのは、今日の試合をみただけでも伝わってきた。僕は生きているあいだに、カープの優勝をもう一度目にすることができるのだろうか。
子供の頃は、「200発打線」の常勝軍団の時期もあったのに。
『報道ステーション』のゲストにみのもんたさんが登場していて、番組の最後に、古館伊知郎さんと昔話をけっこう長く喋っていた。
みのさん、なんか年取ったなあ。テレビに出る頻度が減ると、芸能人というのは、老けるのかな。
古館さんは、たぶん意識的にみのさんと「喋り比べ」のようにマシンガントークをやっていて、きっと、こういうのをずっとやりたかったのだろうな、という気がした。
とにかく喋るのが楽しくてたまらない、という古館さんを久々に見た。
25時に就寝。明日はまた当直。なにかとつらい。
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