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じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

「触らぬ乙武さんにたたりなし」

3月最後の月曜日。
午前中外来、午後からは病棟業務など。
今日までで転勤する後輩が挨拶をしにやってきて、お菓子をいただいてしまった。
本来なら、こちらのほうから何か餞別をあげるべきだったなあ、と相変わらず気が利かない自分を痛感。
でもほんと、こうして馬鹿話をすることもなくなるのか、と思うとさびしいかぎり。
とりあえず、お世話になりました。
職場の快適さって、なんのかんの言っても、人間関係が大きい。
まあ、僕自身も、もうすぐ、なんだよなあ。少しずつ準備をしなくては、大変なことになりそう。

仕事を終えたあと、夕食を摂って帰宅し、なんとなく家でウダウダしてしまった。
これからGW前くらいまで、僕にとっては毎年ちょっと気持ちが落ち込みがちの時期なのだ。

朝の『とくダネ』で、乙武さんの不倫騒動が採りあげられていたのだが、その中で、乙武さんのさまざまな「裏の顔」が紹介されていた。
実際に介助を担当したことがあるヘルパーの「こちらが丁寧に対応すると『特別扱いするな』と言うし、対応が気に入らないと文句を言ってくる。ヘルパー仲間の間では『触らぬ乙武さんにたたりなし』と言われていた」という証言もあった。
でも、こういうふうに乙武さんが不倫でバッシングされているのに乗じて、ネガティブな情報をメディアにぶちまけるヘルバーというのは、なんだか感じ悪いよなあ。
たしかに、こういう人の介助をするのは大変だろうけど、このヘルパーの発言は、職業倫理上、褒められた行為ではないとも思う。
乙武さんが世間から褒めそやされているときに投げられた「一石」なら、意義も感じるのだけれど。

これまでは、こんな話は全くメディアでは採りあげられてこなかったのに、今回の不倫をきっかけに「叩いていい」というモードに入ると、徹底的にネガティブな情報が浮かび上がってくるというのは、なんだかとても怖い気もするし。
「触らぬ乙武さんにたたりなし」なんて話は、こんな騒動がなかったら、絶対にワイドショーで紹介されることはなかったはずだ。
しかし、このタイミングで不倫の話が発覚したのも、参議院選挙に出る、というのが背景にあったのだろうなあ。政治の世界って、僕が思っている以上に、魑魅魍魎が跋扈しているのかもしれない。

24時に就寝。