じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』は、不思議な映画だった。

 午前中病棟業務、午後からは外来。
 ようやくインフルエンザも減ってきて、外来も平穏だった。
 1年のうちで、いちばん外来や当直がマシな時期ではなかろうか。みんな年度末で忙しくて病院に来る暇がないだけなのかもしれないが。

 仕事を終えて、久々に映画館へ。
 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を観賞。
 予告編を最初にみてから、まさに「夢の対決」という感じで、いったいどんなふうにして、この二大ヒーローを並存させるのだろう?とワクワクしていたのだが、なんだかひたすらダークで、バットマンとスーパーマンが、なんでこんなに喧嘩しているのかよくわからないままバトルに突入し、よくわからない理由で喧嘩をやめていきなり仲良くなってしまう、という不思議な作品だった。
 まあ、どちらもそれなりに見せ場をつくらなくてはならない、っていうのは大変なんだよね、きっと。
 スーパーマンの「圧倒的な力」を観客に見せつけなくてはならないし、だからといって、バットマンが一方的にやられてしまう、というわけにもいかないし。
 設定上は、「人間離れしている」スーパーマンのほうが少なくとも接近戦では強そうなんだけど。目からのビームとか、ちょっと反則だし。

 正直、バットマンとスーパーマンに思い入れがある人ほど、「うーん」という感じの映画なのではなかろうか。無理に戦わせるくらいなら、一緒に悪いヤツをやっつけてスッキリ、みたいな話のほうが良かったのか。
 その点、『VS』ってタイトルには書いてあったのに、実際には協力して戦っていた『東映まんがまつり」はわかっていた、ということなのかもしれない。


 今日のカープは、先制して2点リードし、前半はいい感じだったのだが、野村祐輔が6回につかまり、2−4で中日に逆転負け。今年もナゴヤドームは鬼門っぽいな……
 ソフトバンクは和田が日本復帰登板も、あえなく敗戦投手に。
 そういえば、和田投手は、仲根かすみさんと結婚したんだよね、久々に思い出した。

 24時に就寝。


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