じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

「本当の男らしさというのは、困ったときには人に頼る勇気を持つことなのだと思う」

 朝のワイドショーで、昨日行われた清原和博さんの初公判の様子が伝えられていた。
 証人として出廷した「大魔神佐々木主浩投手が会見で、なぜ証言台に立ったのか?と問われて「友達だから。即決でした」と答えていたのが印象的だった。
 コメンテーターの深澤真紀さんが、「彼(清原さん)は、他人を頼らないのが『男らしい』と思いこんでしまっているのではないか。本当の男らしさというのは、困ったときには人に頼る勇気を持つことなのだと思う。他人に助けてもらうことができれば、他人からも助けてほしいと頼られるのだから」というようなことを仰っていた。
 他人に頼み事をするのが苦手な僕には、沁みる。
 結局のところ、自分の弱さを見せたくないから頼れず、問題が大きくなってくるとさらに頼りづらくなり、最後は逃避するしかなくなってしまうのだ。
 あれだけの選手だし、人気もあったのだから、野球のコーチにはなれなくても、タレント業で食べていくことは可能だったはずなのに。パチンコ屋に営業にときどき行くくらいでも、十分やっていけたのではなかろうか。

 それにしても、佐々木主浩投手の引退試合のVTR、今みても不思議な映像というか、「主役」よりも清原さんの姿のほうが記憶に残っている。
 当時も「これ、引退するのはどっちなんだ?」って感じたものなあ。
 
 午前中は病棟業務、午後からはカンファレンスなど。
 仕事を終えて、20時に帰宅。
 夕食を摂って、23時に就寝。