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じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

「増税しない」というのを「参議院選挙で民意に問う」のは、うまいやり方ではある。

午前中病棟業務。午後からはカンファレンスなど。
仕事を終えて帰宅する途中、安倍首相の記者会見が生中継されていた。
首相の会見がこんな長時間流れるなんて珍しいな、と思いながらきいていると、なんだか日本の雇用状況や賃金はかなり改善しているような気がしてくる。僕の実感とは違うのだが、それなら、どうせいつかは上げなければならない消費税をこの機会に上げてしまっても良いのではないか、とも思う。
まあでも、とりあえず増税が先送りされたことに関しては、朝三暮四的ながら、まあよかったんじゃないかなと思った。予算は足りなくなるだろうけど。

ただ、各メディアの報道をみていると、「増税延期は公約違反ではないか」「選挙対策ではないか」という論調がけっこう目立つ。増税延期が明らかになる前までは「この経済情勢で増税しても良いのか?」と疑念を呈する記事が多かったのに。
マスメディアには、こういうとき、政局報道ではなくて、いまの日本の経済状況的には、延期がプラスになるのかどうかを分析・検証してほしい。正直、経済の専門家ではない僕にとっては、長い目でみてどうなのかは、よくわからないのだ。消費税を上げると、消費の低迷などもあり、かえって税収が下がる、という話もあるみたいだし。


それにしても、「増税しない」というのを「参議院選挙で民意に問う」のは、うまいやり方ではある。
増税延期を支持するのなら自民党へ」となると、野党には投票しにくい。
野党も「増税延期」を主張してはいるのだが。
そして、野党も「廃止」ではなく「延期」を主張しているというのは、「社会保障の現状を考えると、税収を上げる必要があることは共通認識」なのだ。
それならば、増税するけど、そのかわりに社会保障をもっと充実させる、という政策を主張する党があってもよさそうなものだが。


まあ、選挙の前に「いや、増税すべきだ、早くやろう!」とわざわざ言う議員は、あんまりいないよなあ。
熊本地震を理由にはしない。復興のためにがんばっている人たちがいるのだから」と言っていたけれど、結局のところ、「なぜ延期するのか?」は、よくわからなかった。
「理由なき増税」にはみんな反対しても、「理由なき増税延期」には、まあいいか、って感じになってしまうよなあ。


カープはロッテ戦で交流戦初勝利。なんとか接戦をものにした。
交流戦は鬼門なので、とりあえず、18連敗しなくてよかった。