じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

レントゲンフィルムを「テレビドラマの中でしか見たことがない」世代

 午前中病棟業務、午後からカンファレンスなど。
 カンファレンスのあと、研修医たちと少し話をしていたのだが、「そういえば、レントゲンのフィルムって見たことある?」と尋ねてみたら、「このあいだ、当直のときに紹介先の病院から胸部レントゲンのフィルムを持ってきた人がいて、『これがテレビドラマとかで見たフィルムなんだ、と思いました」と言っていた。
 そうか、そこまで病院のIT化って、すすんできているのだなあ。

 僕が研修医のときは、「レントゲンフィルムが入った袋を探して運ぶ」というのがけっこう重要かつめんどくさい仕事だったのだが。
 それにしても、今年医者になった世代にとっては、そこまで縁遠いものになってしまっているとは。
 紹介の場合も、画像が入ったCD(DVD) ROMがほとんどなので、診療所・クリニックレベルでも病院のIT化は急速に進んできているのだ。
 まあ、画質がよくなれば、フィルムよりもデータのほうがかさばらないしどこでも見られるので便利なんだけどさ。

 仕事を終えて帰宅し、広島対日本ハムを観戦。ああ、拙攻三昧。
 戸田で勝って今日はジョンソン、相手は高梨というよく知らない初先発の投手。これは連勝だ!……と思いきや、よもやの負け。
 勝負事っていうのは、わからないよなあ。

 次男が「アンパ~ンチ」を覚え、何度も攻撃してくるようになった。
 そのたびに「バイバイキ~ン」というリアクションをするのだが、何度も繰り返されるとさすがにくたびれる。
 バイキンマンも、あれでなかなか大変なんじゃなかろうか。
 僕もドキンちゃんがいてくれたらなあ。

 23時に就寝。