じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『ゼロ・グラビティ』は映画館で観るべき映画だよなあ、と痛感した。

 午前中外来、午後からは検査など。
 研修を受け終わったらもう夕方になってしまったので、夕食を摂って少し買いものをして帰宅。
 
 カープは仙台で楽天戦。最近ずっと苦しいピッチングが続いている黒田なのだが、今日は8回を無失点で抑え、貫禄を見せてくれた。
 打線も菊池の先制2ランに田中広輔の追加点となる2ランで優位に試合を進め、6−0の完勝だった。
 田中広輔のホームランは、またビデオ判定になってしまったのだが、今度こそのホームラン判定。あれがホームランかファールかで、今日の試合はけっこう違う展開になっていたと思う。
 去年は固定できなかった1番打者に田中広輔がしっかりはまり、2番菊池、3番丸という形でずっと試合をやれているのは、本当に大きい。
 しかし、今日のヒーローインタビュー、菊池がなんだか不貞腐れていたように見えたのが気になった。
 ネットでは、本来は黒田のインタビューのはずだったのに、黒田が拒否したために急に菊池にお鉢が回ってきて不機嫌になったのではないか、とか、移動続きで本当に疲れ果てていたのではないか、とか、いろんな説が出ていたのだけれど。
 疲れているのはしかたないと思うんだけど、ヒーローインタビューのときくらいは、いつもの明るい菊池でいてほしかった。いや、それこそ、何らかのプライベートな事情があったのだろうか。

 『ゼロ・グラビティ』をテレビで観賞。
 映画館で観たときには、宇宙空間に没入してしまう感覚があったのだが、テレビの前だと、画面の大きさもそうだし、スマートフォンが気になったり、トイレに行きたくなったりで、なかなか集中できない。
 家でDVDを観るのに向いている映画というのもあるのだけれど、『ゼロ・グラビティ』に関しては、映画館で観るべき映画だよなあ、と痛感した。
 テレビで観て、「なんかストーリーらしいストーリーもない、つまんない映画だなあ」という人も多いのだろうなあ。
 ストーリーというより、「宇宙空間に自分もいるような感覚」を味わう映画なんだけど。
 逆にいえば、「映画館じゃないと体験できない映画」というのがある、ということでもあるのだろうし、それは悪いことではないのだ、きっと。

 25時に就寝。


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