午前中病棟業務、午後からカンファレンスなど。
細々とした用事の電話が多くて、なんだかつらかった。
最近、モチベーションを保つのが難しい。
カープはマツダスタジアムで西武戦。
カープはジョンソンで勝たなくてはいけない試合なのだが、西武も高橋光成が先発。昨日の菊池雄星といい、西武には若手の好投手が多いなあ。
今日の高橋はあまり調子が良くはなさそうだったのだが、カープも拙攻続きで、イライラする展開だった。
そして、悲劇は起こった。
同点で1アウト3塁。5番・エルドレッドの打球はサードゴロ。1塁に走ったエルドレッドだが、どうも様子がおかしい。右大腿を傷めてしまったみたい。
今シーズン、エルドレッドはずっと足を傷めていて、足を引きずりながらプレーしていたのだが、最近は少し足の調子もマシになってきたようだった。バッティングもようやく復調してきたのに……
調子に波があるとはいえ、カープにとっては貴重なホームランバッターだし、試合を決める一打を放てる選手・エルドレッド。
結局、試合には勝てたのが不幸中の幸いだが、登録抹消となるのは確実で、エルドレッド抜きで戦わなければならなくなった。
巨人・クルーズが怪我で帰国してしまったからといって、カープもこんなことで付き合わなくてもいいのに。
ルナがだいぶ回復してきているようなのだけれど、ルナもけっこう怪我が多くてフルシーズン働くのは難しいからなあ。
エルドレッドの場合は、常に全力でプレーする選手なので、ちょっと足の状態がよくなってきたことで、頑張りすぎたのかもしれない。
それにしても、今年はこのままさりげなく首位をキープして、まんまと逃げ切りたかったのだけれど、エルドレッド離脱は痛い、痛すぎる。
舛添東京都知事が辞職を表明。
本人はリオ五輪の閉会式までは、という意欲を持っていたらしいけれど、都民から大バッシングされ、辞めることが確実な知事がセレモニーに出るのもどうかなあ、とは思う。
そもそも、観客は、知事よりも一緒に出てくる芸能人やスポーツ選手のほうに目が行くはずだし。
それにしても、最後まで舛添さんは「無念さ」をにじませ、「都民のために」を繰り返していた。きっと、ファーストクラスやスイートルーム、湯河原の別荘通いや公費で趣味の絵を買ったことに、罪の意識はなかったのだろう。
仕事をちゃんとやっていれば良いんだろう?って。
僕は東京のような大都市の首長がファーストクラスに乗ることやスイートルームに泊まることが悪いとは思わない。
昔、『課長・島耕作』で、中沢さんがハツシバの社長に抜擢された際、大泉会長が高級腕時計を贈った場面を思い出す。「こんな身の丈にあわないものは、いただけません」という中沢さんに、大泉会長は言うのだ。「世界的な企業のトップは、みんな一流のものを身につけているのが当然で、そうしていないと変人だと思われてしまう。相手に余計な気を遣わせないためには、ブランド物を身につけるのも必要なことなんだ」と。
これを読んだのはAppleが劇的な復活を遂げ、Googleやfacebookが台頭してくる前のことだから、今の「常識」も変わっているのだろうけど。
それでも、都知事が忙しいのはわかっているし、ファーストクラスで仕事をするなり、しっかり休養をとってくれるのならば、それは必要なコストと考えても良いのではないか。
趣味の絵とかを公費で落とすというのは、さすがに間違っている。
それで気分転換をして、良い仕事ができるのだ、と主張することもできるのかもしれないが。
Twitterで、「舛添さんがやったことは良くないことだが、政治家としての罪は、多くの差別発言をして、都政と国政を混同していた石原慎太郎さんのほうがはるかに重いのではないか」というのをみて、そうだよなあ、と思う。
舛添さんがやったことは、ひとことで言えば「セコい」に尽きるのだ。
けっこう、多くの人に嫌われていたというか、嫌がられていたから、誰も守ってくれなかったのか。
それとも、選挙のときに「とりあえず候補者のなかでは、いちばん政治家として安定していそうだから」という消去法で選ばれた舛添さんは、誰からも熱烈に支持されているわけではなかっただけなのか。
自分の不祥事で責められているのに、都政のため、都民のために、って繰り返している姿をみていると、それならあんなセコいことをやらなきゃよかったのに、と思わずにいられない。
でも、こういうふうに「自分の責任で起こったこと」にもかかわらず、「私がいないとみんなが困る」にすり替えて、自分自身でもそれを信じてしまう人って、少なからずいるんだよね、舛添さんだけじゃなくて。
23時に就寝。
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