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じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

映画『64-ロクヨン-後編』での主人公の豹変に、椅子からずり落ちそうになった。

 午前中外来、午後からは病棟業務など。
 仕事を終えて、『64-ロクヨン-後編』を観に行ったのだが、「7番スクリーンです」と入口の人に言われて観はじめたら、なんだかやたらと前編のダイジェストが長い。おいおい、もう30分くらいダイジェストだぞ、そろそろ後編初めてよ、何これ?
 ……実は同じ時間から上映されていた『前編』だったのでした。ほら、やっぱり『後編』は1番スクリーンじゃないか!と毒づいてもどうしようもないので、もう一度前編を観て、続けて後編まで観ることに。もちろんお代も二本分。いや、ちゃんと確かめなかった僕が悪いのだけれども。
 しかし、二度目になると『64』の前編って、こんなにダイジェストっぽい感じになるのだなあ。
 もともと原作もけっこう長いし、テレビドラマではワンクールくらいやっていたものなあ。

 半ば開き直って観た後編なのだけれど、さすがに前半のおさらいは10分もなくて、そりゃそうだよな、と納得してしまった。
 そして、『64』を模倣した、新たな誘拐事件が発生し……
 おお、原作は読んだけど忘れかけている僕にもけっこうアツいぞこれは、なんで『Yahoo映画』で、後編は評価が低いんだ?みんなわかってないなあ。
 ……今回もわかっていないのは、僕のほうでした。
 まだ1時間くらいあるのに、えらくあっさり事件が解決したなあ、と思いきや、そこからが長かった。というか、三上がとった行動には、思わず椅子からずり落ちそうになってしまった。
 原作と結末を変えた、とのことだけれど、これはダメな改変だ……
 『相棒』だと思って観ていたら、突然『あぶない刑事』がはじまってしまったかのような衝撃!
 うーむ、主人公に映画的にわかりやすい「見せ場」が必要だという制作側の判断なのかもしれないが、この映画で、組織の中で耐えながら少しずつ変えていこうとしている三上を応援していた僕としては、「三上がそんなことしたら台無しだろ……」としか言いようがない。
 これ、最後の1時間をカットして、残りの前後編3時間を30分くらい減らして1本で公開しても、よかったんじゃないかなあ。
 というか、前編で積み上げた緊張感が、クライマックスの三上の暴走でぶち壊しで、これじゃコントだよ。
 ほんと、前半は素晴らしかったのに、どうしてこうなった……


 今日のカープは、黒田が先発してオリックス戦。
 いま不調のオリックスに黒田なら勝てるだろ、と思いきや、7回まで0-3で敗色濃厚。
 8回表にオスカルがソロホームランを浴びて、0-4に。
 ああ、こんなふうに「今日は勝てるだろ」と思うと負けるんだよな、カープ。と思いつつ、映画を観終えて試合結果だけ確認しようとしたらなんとまだ試合が続いていた。
 8回、9回に2点ずつとって、4-4の同点で、試合は12回の裏。この試合展開なら、負けなかっただけでもたいしたものだが、できれば勝ちたい!
 ノーアウト2塁から、鈴木誠也が放った打球は、レストスタンドへ!
 6-4の劇的なサヨナラ勝ち。

 ヒーローインタビューで鈴木誠也は「最高です!」を繰り返し、緒方監督は、敗色濃厚な状況でずっと球場に残ってくれたファンへの感謝の言葉を述べていた。
 そして、「勝利を届けられてよかった」と。
 ほんとこれ、カープ優勝してしまうのではなかろうか。今夜一晩くらいは、そんな夢をみられる、そんな試合だった。
 それにしても、緒方監督をみていると、リーダーとしての成長力がものすごい人なのか、チームが好調であることによって、采配もコメントも冴えているようにみえるのか、と考えてしまう。
 去年の「試合が終わると選手に苦言を呈し、監督室にこもってVTRチェック」という人とは別人みたいだ。
 25時に就寝。