じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

ここでの仕事に一区切りついたら、だいぶ精神的にラクになるのではないかと思っていたのだけれど。

 午前中外来、午後からは身辺整理と挨拶まわりなど。
 どこまで挨拶すべきか、などと考えているうちにけっこう時間が経ってしまい、あまりきちんとできなかったような気がする。
 でも、なるべく、いつの間にかいなくなったような感じで去りたかったのも事実で。
 いなくなる人にかける言葉なんて「元気でがんばってください」くらいしかないものね。

 なるべく早めに去るつもりだったのだが、結局、いつもと同じくらいの時間に病院を出ることになってしまった。

 少し書店に寄ってから帰宅。
 ここでの仕事に一区切りついたら、だいぶ精神的にラクになるのではないか、ホッとする感じや達成感があるのではないか、と思っていたのだけれど、終わってみると、なんだか、あれをやっていなかった、もっとこうすればよかったのではないか、という後悔ばかりが浮かんできてしまって、全くスッキリしないことが自分でも意外だった。
 
 カープは、ドラフト1位の岡田が待望の初勝利。もう3つくらい勝っていてもおかしくない投球を続けながら、打線が援護してくれなかったり、リリーフが打たれたりで、なかなか勝てなかったのだ。
 とりあえず、まず一つ勝ててよかった。
 最初の1勝がないと、次には進めないのだから。