じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

高知東生さんについて、『バイキング』で坂上忍さんが語っていたこと。

 午前中は諸手続きなど。
 昼下がりに長男を学校に迎えに行き、塾と習いごとをハシゴして帰宅。
 義父母の家で夕食をいただいた。
 
 お昼に車を運転しながらテレビの音声だけを聴いていたのだが、今のワイドショーは高知東生容疑者の話題でかなり盛り上がっているようだ。
 一時期「低視聴率」で盛り上がっていた『バイキング』が、けっこう面白くなっていたのが意外だった。
 お昼の情報番組なんて、なかなか観ないものなあ。
 司会の坂上忍さんが無難な意見で進行していくのではなく、けっこうアグレッシブに攻めているのが好印象。
 高知東生さんについて、共演経験があるというコメンテーターたちが「明るくていいヤツだったんですけどね……」などと言っているなかで、坂上さんが、高知さんの印象と芸能界引退についてこんなコメントをしていた。
 「うーん、歌手とか芸人とかの世界って、いろいろあるんですけど、追い詰められたり、やめようと思うようなときに、最終的には自分がやっている歌とかお笑いとかそのものが好きかどうかだと思うんですよ。高知東生さんの、役者という仕事やお芝居が好きだ、というのは僕には伝わってこなかった。目立つのが好きで、この世界に入ってきたという人はたくさんいるし、それが悪い、というつもりはないけれど……」と語っていたのが印象的だった。
 高知東生さんは「芸能界」は好きでも、「芸能」は好きじゃなかったのかもしれないな。
 医学部とか医者の世界でも「勉強ができる人と言われるため」に入ってきたけれど、医療という仕事は好きになれない、という人が少なからずいた。
 僕も「対人サービス業大好き」ではないので、偉そうなことは全く言えないのだが。


 まあしかし、この話題で、コメンテーターたちが口を揃えて「妻の高島礼子さんがかわいそう」と述べているのは、ちょっと変な感じがする。
 できた人なのかもしれないし、連帯責任、だと主張するつもりもないけれど、配偶者に対しては「かわいそう」であるのと同時に「本当に知らなかったのか?こんなことになる前に、どうにかできなかったのか?」と僕は思うのだが。
 もっとも、配偶者とか子どもが自分の知らないところで何をしているかなんて、「わからない」のが普通なのかもしれないけれど。
 高橋真麻さんが「クスリよりも他の女性と一緒にいたことのほうが許せない」とコメントしていて、それは、そういう人も少なからずいるだろうなあ、と。

 22時過ぎに帰宅し、息子たちを寝かせて就寝。
 忙しくて、家の中が殺伐としている。