じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

これで今シーズン38試合目の逆転勝ちだそうで、まさに「神ってる」よな、今年のカープ。

 午前3時に起きてから家の片付けをしたり、本を読んだりして過ごした。
 これでなんとか時差ボケを調整できれば、と思っていたのだが、眠くなってしまって今度は昼寝。どんどん生活が乱れてきている……

 夕方に食事を済ませたあと、東京ドームでの広島対巨人戦をテレビで観た。
 とりあえず昨日ひとつ勝ってマジック20も点灯したので、今日は落ち着いてみることができる。カープの先発は九里、巨人は田口。この田口がまた、なかなか打てないんだよなあ。
 九里は立ち上がり良かったのだが、3回に2アウトランナーなしから、四球のあと3番坂本にタイムリーを打たれ、阿部への四球を挟んで、村田に3ランを被弾。こりゃ今日はダメだ、昨日勝っておいて、本当によかったなあ、まあ、九里はこんなもんなのかな、もうちょっとやれそうなものなんだが、と思いつつ、試合を観ながらビールを飲んでいた。
 6回に鈴木誠也のタイムリーで1点を返して、1−4。うんうん、こういう試合で、やられっぱなしじゃなくて、1点でも返せるようになったのが、今年のカープの成長だよね。
 7回表、菊池のタイムリーで2−4。8回には鈴木誠也のソロホームランで3−4。
 負けがこんでいる時期であれば、またいつもの東京ドームクオリティ、追いつけない程度の反撃か……という感じなのだが、マジックも点灯したし、観ている僕にも少し余裕がある。とりあえず、接戦に持ち込んだだけでもたいしたもの。
 そして、9回表の2アウト3塁、2ストライクノーボールと追い込まれた2番菊池が、澤村から同点タイムリー!続く3番丸が逆転タイムリー!とどめに新井さんもタイムリー!
 これで6−4。今日は九里が村田に3ランを打たれた時点で、とりあえず九里に投げられるだけ投げさせて、リリーフ陣を休ませるべきだな、などと思っていたのだが、選手はまったく諦めていなかった。
 それにしても、これで今シーズン38試合目の逆転勝ちだそうで、まさに「神ってる」よな、カープ。あまりにも劇的な勝ちの連続で、雌伏の25年間に溜め込んだツキを大放出しているのではなかろうか。
 この試合、0−4のワンサイドゲームっぽい場面から、きっちり0に抑えたカープのリリーフ陣もすごかった。

 パリーグ日本ハムが快勝、ソフトバンクは8回まで5−4とリードしていたのだが、9回にスアレスがピンチを招き、センターへのライナーをダイレクトキャッチしにいった柳田がバウンドしたボールを後逸してしまい、楽天・茂木の打球はランニング3ランホームランに。
 紙一重の勝負ではあったのだが、ソフトバンク的には、無理せずワンバウンド捕球でもよかったのではないかなあ、楽天との打線、リリーフ投手の差を考えても。そこでリスクをとって攻めの守備をしたのは柳田らしいともいえるし、ソフトバンクもかなり追い詰められているのだろう。
 どんなチームにも調子の波みたいなものはあるし、日本ハムが絶好調で、ソフトバンクが不調の状態で同じくらいの成績なのだから、そのうちまたソフトバンクが再加速してくるのではないか、と予想していたのだが、このまま日本ハムが差し切って先頭でゴールしてしまうかもしれない。

 27時に就寝。