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じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

「私の教育が悪かった」と「私は私、息子は息子、関係ありません、お互いに独立した個人ですから」

 午前中に高畑淳子さんの会見が行われた。
 ワイドショーの時間にあわせて会見なんて、ずいぶん律儀な人だなあ、というのと、それはそれで、「芸能界で生きている人の処世」なのかなあ、というのと。
 僕も成人男性であり、男の子の親なので、いろいろと思うところはある。
 自分が20歳を過ぎてやったことに(というか、中高生であったとしても)「親の教育が悪かった」とか考えたことはないし、親の立場になってみると、自分の子どもが見えないところで何をやっているかなんていうのは、結局のところ、信じるしかないのだ。
 でも、ネットで「親は関係ないだろ」「親も被害者だ」なんていうのをみると、やはり違和感がある。
 高畑淳子さんが「私の教育が悪かった」と言えば、「いや、それは親にだってどうしようもないところはありますよ」と慰めたくなるけれど、もし、「私は私、息子は息子、関係ありません、お互いに独立した個人ですから」とコメントしたら、僕は「何その開き直り」と感じただろう。
 僕は、この件に対して、相手の態度で印象を変えているだけで、自分なりの判断基準を持っていないのだ。

 今回の事件で、ホテルの従業員へのこういう犯罪はけっしてこれが初めてではなく、少なからず起こっているものなのだ、というのを知った。
 表沙汰になる、あるいは芸能人がやったからこんなに話題になっているだけのことで。
 世の中には、イメージよりもはるかに危ない仕事というのは存在するのだ。
 介護の世界での、利用者によるセクハラもそういう「なかなか表沙汰にならない犯罪」だよなあ。
 今回の事件を機に、夜中でも女性従業員がひとりで客室に何かを届けるのが「サービス」なのだという認識が変わってくれれば良いのだが。
 それでそんなに社会の不備が改善されても、こんな衝動的な性的欲求の捌け口にされてしまった被害者が救われるわけではないと思うけれど。

 夜、カープナゴヤドームで中日戦。
 中日の先発は、天敵・八木。
 去年は、なんでこのピッチャーをカープだけ打てなかったのだろう?と顔を見るのは厭だったのだが、そういえば今年は対戦していなかった、と思っていたら、今季一軍初登板らしい。
 投げさせるとしたら、まずカープ相手だったはずだし。
 しかし、この時期に一軍初登板で、相性の良いカープ戦ということを考えると、この試合は八木にとっては生き残り最終テストのようなものではあるのだろう。
 去年と今年の打線は違うぜ、引導を渡してくれよう、と息巻いていたのだが、やっぱり今年もカープ打線は八木を打てず。
 野村祐輔もピンチの連続でキツい試合になったのだが、丸のホームランで1-1の同点。
 中日に1点勝ち越され、1−2となった8回表に鈴木誠也の内野安打で追いつき、その裏、菊池のすごい送球で失点を防ぐと、9回表に、その菊池の決勝タイムリーで3-2。
 これで39試合めの逆転勝ちとなった。
 結局、今夜も八木を打てなかったわけだが、勝ち星を献上するのと逆転勝ちするのとでは、八木のピッチングに対する中日側の印象も全然違ってくるはずで、来年の契約がかかっていた八木には、ちょっと気の毒ではあった。