じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

今年の24時間テレビは、いつの間にか終わっていた。

 なんとなく昼まで寝ていたり、本を読んだりして過ごす。
 いろいろやりたいことがあったはずなのに、いざとなると『ウイニングポスト』で、「NEXT」コマンドを連打しているだけの夏休み。
 長男は終わるともない宿題をひたすらやらされているが、長い旅行も小学校2年生にとっては、けっして楽しくもなければ、良い経験だった、と言えるほど大人でもないことを考えると、なんだかかわいそうでもある。子どもの頃の旅行嫌いの僕だったら、耐えられなかったのではなかろうか。
 そりゃ、家でテレビゲームでもやってるほうが楽しかっただろうな、本人にとってどちらがプラスかなんて、わからないけれど。

 24時間テレビをやっているというのをネットで知ったのだが、とりたてて観たいという気分にもならず、それでも、何かネタになるかな、などとよこしまな心を抱きつつ、林家たい平さんのゴールの場面だけ観た。わざわざキツいことをやって、キツかったです、とアピールするのは単なるマッチポンプではないか、としか思えなかったのだが、その一方で、人間の肉体的な苦しみみたいなものは、それはそれで「絵になる」ものだな、と毎年思う。というか、マラソンに関しては、今年はワープしなかったのだろうか、とかいうことのほうが気になるのだが、それで観ていたら、結局視聴率に貢献していることにしかならない。
 なんのかんの言っても、続いているんだよな、24時間テレビ。

 24時間テレビって、はじまった時代は「24時間、何らかの番組がテレビで流れ続けている」ことそのものがイベントだったのだけれど、昨今はほとんど毎日24時間近く放送されているし、CSなりDVDソフトなりを観たり、テレビゲームでもやっていれば良いので、24時間は「祭り」ではない。『ゲームセンターCX 24時間』は、僕が生きている間にもう一度くらい観たいものだが、『レミングス』のとき1回かぎりということは、割に合わないコンテンツだったのか、有野さんかスタッフが「もう絶対にやらない」と思うほどキツかったのだろうな。
 
 今日のカープは、中日相手にヘーゲンズが力投していたものの、6回につかまり、替わった藪田が満塁ホームランを浴びて1-7。終盤反撃するも、5−7まで。
 終盤の強さはすばらしいが、打線が温まるまで時間がかかりすぎるし、拙攻が目立つの確かだ。
 今日の負けはしょうがない、25年ぶりのお祭りなのだから、ゆっくり楽しみんで良いんじゃないか、と思っていたら、巨人が今日もDeNAに敗れ、マジック13。
 おまけに、マイコラスが悪コンディションや捕手の小林にブチキレるという醜態をさらしてしまった。この期におよんで、あまり意味なさそうな中4日に1時間以上の中断、しかも、、気持ちはわからなくもないが……マイコラスを処分すれば、CSを考えると戦力的に心もとないし、お咎めなしなら、チームの規律が保てない。これは高橋監督もキツいだろうな。