じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

映画『レインツリーの国』に、西内まりやさんの「女優力」を感じた。

台風が近づいているため、終日雨。
ときどき雨脚が弱まることもあるのだが、かなりの雨量になっているはず。

午後からはテレビでソフトバンクの試合の中継を観ていた。
バンデンハークようやく戻ってきたのか……まだ絶好調、にはみえないけれど。
日本シリーズでぶつかるかもしれないカープにとっては、やっかいな人が間に合ったなあ、と。
柳田は、はたして日本シリーズまでに復帰できるのだろうか。
あんまりそんなことばかり言っていると、CSであっさり負けちゃうかもしれないので、まずは足元を見なくては、ね。

今日のメインレースは、中山がセントライト記念阪神ローズS
中山は良馬場だが、阪神は重馬場。
ローズSのほうが先に出走で、逃げたクロコスミアが、速めのペースのなか逃げ切りそうな勢いだったのだが、ゴール前でオークスシンハライトがなんとか届いてトライアルを制した。
「2強」と目されていたジュエラーは意外にも先行したが直線では手応えなく失速し掲示板外。
秋華賞の京都の内回りでは、直線だけでの差し切りは難しいとみての前目位置取りだったよう。
骨折あけとはいえ、ちょっと負け過ぎだよなあ、とは思うが、こういう、いかにもトライアル、という乗り方をしてくる馬は、やはり本番では怖い。
個人的には、シンハライトとビッシュで堅いような気がするんだけどねえ。
あと、クロコスミアには驚いた。阪神が得意なステイゴールド産駒+内枠、前の馬が止まりにくい馬場だったとはいえ、他の先行勢が壊滅するなかでの、あわやの2着。
クロコスミアの岩田騎手、1年以上重賞勝ちから遠ざかっているのか……


セントライト記念は、ディーマジェスティが貫禄勝ち。
道中はちょっとポジションが後ろすぎるのではないか、と思ったのだが、蝦名騎手がゴーサインを出すと、すごい勢いで上がっていって、直線入口では先頭に並びかける勢い。
最後、戸崎騎手のゼーヴィントが食い下がったものの、脚色には明らかに差があった。
着差以上の圧勝、とはこういうのを言うのだろう。
ディーマジェスティは、追われてからスピードに乗るまで、ちょっと時間がかかるタイプのようにもみえる。ちょっとゴールドシップっぽいかも。
あのゲートだけは真似しないでもらいたい。


夜、映画『レインツリーの国』のDVDを観賞。
これ、映画で端折られた二人の出会いのプロセスを観ると、なんだか「ネットナンパ野郎に、引っかかるなよ!」って思ってしまう。
小説では、ここまで「ご都合主義な感じ」はしなかったんだけど。
「ひとみ」役の西内まりやさんが髪を切ったあと、ものすごく可愛くなって、「おおっ!」と。
海月姫』の能年玲奈さんや『幕が上がる』の黒木華さんの「変わり身」も凄かったなあ。
こういうのが「女優力」なのだろう。


25時に就寝。