じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

地味でもスゴくもなく、著者が単に「いいひと」だけだったじゃないのか、『校閲ガール』よ。

夕方から歯医者へ。また歯石取り。
取ったって、どうせまたすぐついていくんだよなあ、という気はするのだが、「取りましょうね」と言われて、「もういいです」とは言えない僕。
ああ、きっと患者さんも、こんな感じで通院している人もたくさんいるんだろうなあ。
歯が悪いと美味しい物が食べられなくなって、つらいというのはわかっているはずなのに、「予防」となると、なんだかめんどくさくなってしまう。ダメだな、自分。

今日からCSファイナル。
パリーグは大谷が素晴らしいピッチングでソフトバンク打線を沈黙させ、途中まで抑えていたソフトバンクの武田が中盤に崩れ、日本ハム圧勝。
カープマツダスタジアムDeNA戦。
先発はカープがジョンソン、DeNAモスコーソ
DeNAは一昨日まで巨人と死闘を繰り広げており、先発投手の現時点での3本柱投げさせている。
カープは休養十分でエースのジョンソンなので有利、と思いたいところだが、シーズン終了からかなり間隔が開いていて、試合勘が鈍っているのは間違いないだろう。
シーズン優勝チームには1勝のアドバンテージがあるので、今日勝てれば2勝0敗で圧倒的に優位だが、もしジョンソンで落として、1勝1敗となれば、DeNAはこのステージの後半の先発に井納、今永、石田を使え、カープの先発は岡田、ヘーゲンズあたりになるので、もつれればもつれるほど難しくなる。
DeNAは勢いもあるし、怖いな、と思っていたのだが、結果的には、丸、新井のタイムリーから、追加点も順調に重ね、ジョンソンは素晴らしいピッチングで2塁をも踏ませず3安打完封。
カープは5−0と、不安を払拭する快勝で、CSファイナルの初戦をものにした。
ルナが肩(手首?)を怪我したのは今後のことを考えると痛いのだが、このシリーズに関しては、これでかなり有利になった。
ジョンソンとモスコーソだし、勝ってあたりまえ、と言いたいところだけれど、こういう「勝てるはずの試合」を落とし続けてきたカープをずっと見てきたので、本当に強くなったものだと感慨深い。
ただ、勝負事というのは、終わるまでわからないので、3連勝で決めるつもりで油断しないように……って、そんなのは選手も首脳陣も百も承知だろうけど。
 マツダスタジアムのスタンド、すごい盛り上がりだ。僕もあのスタンドにいたかった……

 『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』の第2話。
 うーむ、第1話は石原さとみさんの魅力でもちこたえた感があるのだが、今日はちょっと見ていられない感じ。
 河野悦子が自分のミスを自分で解決したとか校閲部ががんばったとかいうのじゃなくて、被害者だった節約ブログの著者が単に「いいひと」だっただけじゃないのかこれは。
 校閲の仕事を疎かにして、編集者のまねごとばっかりしているし。
 バカバカしいミスを表紙でした上に、あんなふうに河野悦子が公の場にいきなり出てきて謝罪したため、著者にとっては大事な宣伝のための時間を、出版社へのフォローのために使ってしまうことになってしまうなんて、二重に迷惑じゃないのかな。
 
 25時に就寝。