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じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

2016日本シリーズは、カープが先勝! 第1戦から胃に穴が開きそうだった……

お昼過ぎから、映画『デッドプール』のDVDを観賞。
ヒーロー(デッドプール)が、観客の存在を意識している、という、なんだか不思議なヒーローものなのだが、アメリカ人はこれで楽しめるのだろうか?とちょっと疑問になるような作品ではあった。
ありきたりの、綺麗すぎる「ヒーロー映画」はもうたくさん、という気持ちはわからなくもないんだけれど、映画館で正規料金で観ると、ちょっと物足りない感じだよねえこれ。
もしかしたら、貧困層が改造手術みたいなので戦場に送られるというのは、今のアメリカ社会への痛烈な皮肉、なのだろうか。

18時から、マツダスタジアムで今年の日本シリーズが開幕。
先発はカープがジョンソン、日本ハムが大谷。
1回表、日本ハムは内野安打とイレギュラーバウンドによるヒットで、1アウト1塁3塁。
ああ、大谷相手に、先取点とられたらマズいよ……と思っていたのだが、ジョンソンは打ち取っているにもかかわらず、不運なヒットが続いていて、あまりにも流れが悪い。
ここで中田翔か……
しかしながら、ジョンソンはこのピンチに後続を断ち、初回を無得点に抑えた。
1回で5個くらいアウトをとったような感じだ。
そして、今日の中田翔は、どうも気の無いスイングが目立っていた印象。ジョンソンが打ちにくい、というのはあったのだろうけど、広島出身の中田にとっては、なんだかやりにくい試合ではあるのかもしれないな。
大のカープファンのホークスの柳田だったら、カープとの日本シリーズは、どんな気分なのだろうか。
2回裏、カープも1アウト1塁3塁の大チャンス。バッターは8番石原。
バントは上手いはずの石原なのだけれど、大谷のボールはバントしても前に飛ばない。
次のバッターはピッチャーのジョンソンだし、バントしようとして三振するよりは、ボールがバットに当たって前に飛ぶことを期待してヒッティングのほうがよかったかな……と思ったところで三振。ああ……しかも、安部が2塁にスチールしようとして、大野からボールがセカンドに送られた……安部は塁間でストップし、送球の間にサードランナーの鈴木誠也がホームイン!
おお、足を使った攻撃で、大谷から1点先取だ!しかし、次はピッチャーのジョンソンなのに、なぜあの場面で2塁に送球したのだろうか。
日本シリーズで緊張しているのは、当然、カープ側だけではない、のかな。

1−0では、ようやく五分五分かな、というくらいの心境だったのだけれど、4回の裏には、4番に起用された松山がホームラン!
1アウト後、エルドレッドもソロアーチ!
これで、3−0。ジョンソンも要所を抑えているし、これならいける。
途中、雨が強くなった時間もあったが、試合はそのまま3−0で7回表。ジョンソンは審判の微妙な判定や日本ハム打撃陣の粘りもあって、かなり球数が多くなっており、なんとかこの回まで、という感じ。
そこで、日本ハムのレアードのソロホームランが出て、3−1。まあ、ソロでよかったよね、と思っていたら、そこでまた大谷がピッチャーのところへ内野安打。うーむ、きついなこれは……だが、さすがはジョンソン。代打・矢野をダブルプレーに打ち取り、これで2アウト。
さすがにこれでこの回は終わりだろう、と油断していたら、西川・中島卓也に連続ヒットを浴び、ここでジョンソンは降板、今村へ。
ここが、この試合の最大のポイントだったと思う。
日本ハムのバッターは岡。
カウントが苦しくなり、これは満塁で中田翔につながれそうな場面だったけれど、今村はなんとか打ち取って、3−1。
その裏に、田中広輔がツーアウトで口火をきり、菊池が送って丸のタイムリー。
ここで、代打新井が登場し、マツダスタジアムのボルテージは最高潮。
新井、鈴木誠也がフォアボールを選んでつくったチャンスに、エルドレッドが犠牲フライを放って、5−1。この2点が、本当に大きかった。
エルドレッドも、犠牲フライを打つ前のスイングを見た感じでは、これは空振り三振っぽい……と覚悟したのだが。
今年のカープは、「取っておきたい1点」をしっかり取り、「取られてはいけない1点」をきっちり防いでいて、それがこのチームの強さなのだと思う。
8回をジャクソン(丸の好守備に助けられたが)、9回を中崎が抑え、そのままゲームセット。
だが、観ているとけっしてラクな試合ではなかった。
9回表、中崎のマウンドで、ノーアウト1塁。
次の打者に2球連続ボールの時点でマウンドにみんなが集まったのは、本当に素晴らしいタイミングだった。コントロールが乱れていた中崎が、その間合いで息を吹き返したように見えたのだ。
4点差あるし、まだノーアウト1塁だからと、次の打者まで我慢していたら、一気に流れが変わっていたかもしれない。
まあ、いろんな意味で、今日のカープは球際や試合のポイントになる場面で踏ん張ったし、マツダスタジアムの大歓声の後押しもあったのだろう。
それでも、日本ハムのしぶとさには、本当に参った。疲れる試合だった。
中島卓也の追い込まれてからのファウル打ちには、観ていてイライラさせられっぱなしだったし、ほとんどの選手が内野ゴロでも全力疾走し、打ち取ったが何本も内野安打になっていた。
日本ハムというのは、真剣勝負の相手になると、こんなにイヤらしい、粘り強く向かってくるチームだったのか……
やっぱり、なんとなく試合を観ているのと、真剣勝負、一発勝負の相手チームとして観ているときとでは、印象は変わるものだなあ。
そもそも、ヒットの数は日本ハム10本、カープは7本だけなので、スコアほどの楽勝ムードはなく、「なんとか今日は勝ってくれ……」とずっと祈りっぱなし。
初戦がジョンソンと大谷というエース対決になっただけに、今日勝てたのは本当に大きい。
あえて大谷を避けずに真っ向勝負にいった緒方監督の気迫と「大谷対策」をしっかり練っていたカープ打撃陣の準備がまさった試合になった。
松山の「鹿児島のじいちゃん、ばあちゃん、俺やったよー!」も聞けたし、カープにとっては、最高の滑り出し。
だが、日本ハムは本当に強い、しぶといチームだということも思い知らされた。
しかし、初戦からこんなに一生懸命観戦していたら、僕も最後までもたないのではなかろうか……

明日は菊花賞
やっぱり血統だよな、という結果になったり、血統なんてアテにならないな、と痛感させられたり。
去年、キタサンブラックに勝たれて、まさか母父サクラバクシンオーが?と驚かされてから、まだ1年しか経っていないのか。
あんまり賭けすぎないようにしなくちゃなあ。
25時に就寝。