じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

JR博多駅前の陥没は「一極集中の反動」なのだろうか

 起きてネットをみて、JR博多駅前の陥没のニュースに驚いた。
 ここ、一昨日の夜に歩いたところじゃないか。
 あんな人通りの多いところに、いきなりこんな大きな穴があくなんて。
 陥没が起こったのが早朝だったのと、工事関係者はあらかじめ避難していたということで犠牲者が出なかったのは不幸中の幸いだけれど、もしこんなことが賑わう時間帯に起こっていたらと思うと恐ろしい。
 最近の博多駅付近は、九州の、いや日本のなかでもかなりいろんなものが急速につくられているところだから、その反動なのかもしれないな、という気もする。
 10年前くらいは、博多駅は交通の要衝として仕事で使うところで、遊びに行くのは天神、という役割分担がされていたのだけれど、JR博多シティ開業以降、新しい店も集まり、博多駅はどんどん買い物にも便利になってきたのだ。
 こういう陥没事故を「一極集中型の弊害」だと言うのは簡単なのだけれど、やっぱりちょっと遠くから来ると便利なんだよね、博多駅で用事が済むと。天神まで乗り換えて行くのは、ちょっとめんどくさかったから。

 夕方から歯医者へ。
 今日で卒業のつもりだったし、そういう話だったような気がするのだが、まだ気になるところがある、ということで、結局終わらず。また痛みが出たら来ます、と言おうかとも思ったのだが、そうすると僕の性格では、たぶん本当にものすごく痛いか何か外れたりしないと来ないだろうなあ、というのもあり、また1ヵ月後に予約した。

 その後、やり忘れていたことが発覚し、大変落ち込む。

 アメリカ大統領選挙の投票がはじまったが、ヒラリーさん有利だが、予断を許さない情勢。
 イギリスのEU離脱が決まった国民投票という「前例」があるので、もしかしたら、という気もするのだが、あの「前例」は、今回の大統領選挙に関しては、「現状に不満だから、とにかくぶっ壊してくれる人に」とトランプさんに投票しようとする人たちへの「戒め」として機能するのではないだろうか。
 それとも、「イギリスに続け!」ということになるのかな。
 オバマ大統領が打ち出そうとした政策の多くが骨抜きになってしまったことを考えると、もう、誰が大統領になっても、そんなに大きな変化はないのかもしれないが。

 24時に就寝。