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じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

僕のなかでは、日本競馬が今日、このマイルCSで終わった。

マイルCS
僕の本命サトノアラジンは、内枠がどうかと思ったが、川田騎手は直線で内を選択、うまく切りこんで、直線ではなかなかエンジンがかからなかったものの、さあここから、というときに、ミッキーアイルの斜行の影響を受けて進路がなくなり、万事休す。
トロールフィルムをみたら、ミッキーアイルの斜行はあまりにも酷く、これは降着かな、と思っていたのだが、騎手は騎乗停止になったものの、着順は到達順位どおりだった。
あれでも降着にならないのなら、もう、「なんでもあり」なんだろう。
JRAの発表は「斜行がなくても、被害馬が加害馬に先着した可能性は認められないため」だそうだ。
僕には、あの脚色ならサトノアラジンディサイファは挟まれなければ差しきれた、あるいは2着まであったとしか思えなかったのだが、追い抜く瞬間にぶつけて落馬させたりしないかぎり、「可能性なし」ということなのか。優勝馬を降着させたら面倒なことになるからなのだろうが、あんなに後ろの馬を邪魔して進路を塞いでも降着にならないのだったら、大レースではみんな前の馬が後ろをブロックするんじゃないか。『ファミリージョッキー』かよ。
だが、それがJRAの決めた「ルール」であり、いくら不満でも、着順が変わることはない。
オーケー、わかった、悪いのはそんなルールのなかで勝負することを選んだ僕だ。
そもそも、こんなに不確定要素が多くて、主催者の「公正競馬」も口だけでしかないものを信じて大枚をぶっこんでいるほうが阿呆なのだ。

僕のなかでは、日本競馬が今日、このレースで終わった。

こうして、勝つ喜びよりも負けたときの落ち込みのほうが激しいような状態でずっと続けていることが間違っていたのだ。
買わなかったときにあたっていたかもしれないと落ち込むのがイヤだから買ってしまうなんて、麻薬と一緒じゃないか。


真田丸』を観賞。
塙団右衛門が名札をばらまくシーンを楽しみにしていたのだが、さすがにそれはなかったみたい。
三谷幸喜さんならやりそうだと思っていたのだけれど。
あと、「十万石で寝返りをすすめるシーン」は、阿吽の呼吸という感じで小気味よかった。
ああいう場面で、信繁が憤怒の表情で「私はそんな褒美では動きません!」とか言わないところが、三谷脚本の良さなのだ。
しかし、もしあれで和睦せず、大坂城の外堀が埋められていなかったら、歴史は変わったのだろうか。
そして、淀君は、本当にあの砲弾への恐怖が理由で和睦をすすめたのだろうか。
あらためてドラマとして観てみると、のちに大坂城で秀頼とともに自害するという覚悟を考えれば、砲弾くらいで怖じ気づくのはおかしいというか、そこで我慢ができていたら、別の結末もあったようにも思われる。
そもそも、秀頼が大和郡山への移封を受けいれていれば、それでも家康は豊臣家を滅ぼそうとしただろうか。
たぶん、物事の結末を左右する本当の分岐点というのは、多くの人が思っている場面より、ずっと前にあるのだ。だが、それに気づかずに、機を逸してしまってから、人は「覚悟」を決める。