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じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

乙武洋匡さんが出演していた『ワイドナショー』を観ながら、あの「正しさ」で誰が幸せになったのか、と考えていた。

 午前中に『ワイドナショー』を観賞。
 久々に乙武洋匡さんが出演する(というか、自宅へ訪問する)ということで、興味本位としか言いようがないのだが。
 相変わらず乙武さんは、わかりやすそうに感じる話し方をしているなあ、と感心しながら観ていたのだが、「離婚してから、子どもと7ヶ月会っていない」というのを聞いて、それは本人にとっても子どもたちにとっても、けっこうキツいだろうなあ、と思わずにはいられなかった。
あの「5人と不倫」についても、「妻は知っていた」ということで、あらためて考えてみると、なんだかなあ、という気はする。
乙武さんのような身体的な障壁があれば、少なくとも女性側の積極的な合意がなければ「そういうこと」はできなかったはずで、承知の上で誘った乙武さんに大きな問題があるのは事実だが、女性側には何の落ち度もないのだろうか。相手だって乙武さんが結婚していて子どもがいたのは、知っていたはずなのに。
そして、公になるまでは「そういう形」で、イビツでも「家族」として成り立っていたものが、外部からの批判によって離婚、子どもとも会えない状況になってしまったというのは、「正しい」ことだったのか。
もちろん、一般的な道徳とか倫理からみて、受け入れがたいものではあるし、そういう「あまりにも常識を逸脱している人」が政治家として活動するべきではないとは思う。
だが、ああいう形で話題にならなければ、当事者たちは、ひとつの家庭という単位では「それなりにうまくやっていた」と考えると、その「正しさ」で、誰が幸せになったのか、と切ない気持ちにもなるのだ。
乙武さんが政治家を目指さなければ、あの「均衡」は、ずっと保たれていたのだろうか。

夜、『真田丸』第47話「反撃」を観賞。
史実とは違うのかもしれないが、このドラマの内容で判断すると「本多正信が出てくると交渉が大変になるので、女どうしの交渉にしましょう」と提案した真田信繁の失策だったのではないか、としか思えない。
大蔵卿局があそこまで出しゃばってくるのと、きりがついていったにもかかわらず、現実的にはコントみたいになってしまってほとんど無力だったこと、はいだしょうこさんが賢そうではあるが、押しが弱くて交渉では役に立たなかったことなど、この噛みあわなさが三谷脚本らしいな、とは思うのだけれど、ドラマ的には大変もどかしかった。
埋めちゃダメだ埋めちゃダメだ埋めちゃダメだ……
あと、斉藤由貴さんの暗黒面を見た。
絵でみると、真田丸を壊され、堀も埋められてしまった城というのは、たしかに「丸裸」だとしか言いようがない。

真田信繁は、いつでも笑みを絶やさない立派な人ではあるけれど、完璧にはほど遠いし、すべてを決める権限もない。
だが、こうして信繁に「なんとかならなかったのか……」と肩入れしてしまうのは、きっと、信繁がそういう「完璧ではない人」として描かれているからなのだろうな。
それにしても、「自らフォアボールを連発し、ノーアウト満塁のピンチになってからやる気を出すピッチャーのような大坂方」のもどかしさよ。
そこで「あきらめない」と胸を張る前に、和睦交渉で頑張っておけよ……
ただ、いくら大坂城に秀吉が遺した財産があったとしても、日本中を相手にして、そう長くは戦えなかったのも事実だし、結局のところは、早かれ遅かれ、という話ではあったのだろうな。
秀頼が、上総でも安房でも行きます!って言ったら、家康は、どんな顔をしただろうか。
秀忠役の星野源さんをみていると「ひらまささんにも、せめてこのくらいの気概があれば……」とか、つい考えてしまう。

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戦国無双 ~真田丸~  - PS4

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