じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『めちゃイケ』の「ゆず」のコンサートへの乱入は、ファンじゃないけど、観ていていたたまれなかった。

12月最初の週末。
M-1グランプリ』の決勝、もう明日なんだなあ。
僕のなかでは、『M-1』は、有馬記念を外したあと、鬱々としながら観るものだったのだが、復活してからだいぶ開催時期が早くなった。

久々に『めちゃイケ』を観た、相変わらず迷走していて悲しくなった。
ゆずのコンサートに乱入し、番組のエンディングテーマをつくってもらう、というシーンがうつっていたけれど、あまりに痛々しい小芝居とクオリティの低い演奏に、観ていてこちらが逃げ出したくなってしまった。これ、誰が考えたのか知らないけど、めちゃイケメンバーもかなりつらかったのでは。
僕はゆずの大ファンというわけではないけれど、『栄光の架橋』って、ゆずの代表曲のひとつで、コンサートのなかでも「聴かせどころ」のはず。それが演奏中にゆずはあれこれ関係ない事を喋ってまともに歌わず、めちゃイケメンバーも光浦さんの下手な歌と妙な動きでごまかしている、というのでは、チケットを買って観にきたゆずのファンは、不本意ではないのだろうか。
いや、有名芸能人がたくさん観られたから、得した、とか思うだけなのかなあ。
観客の反応は、そんなに悪くはなさそうだったのが救いではあるけれど。
オカザイル』のような、ちゃんとトレーニングをして、クオリティを上げようとしているのが伝わってくるものであれば、コンサートにも番組としても相乗効果がありそうだけど、これはさすがにダメなコラボレーションにしか見えない。
プロデューサーの内輪ネタとかも、面白いと思ってやっているのだとしたら、なんか致命的にズレているのではないか。
40代の脳年齢チェックとか言うけど、リアル40代の僕としては、どちらかというと「よくほとんどのメンバーが答えられるな、芸能人って、やっぱり映画とかけっこうよく観ているし、有名芸能人の名前を覚えてるんだな」と感心してしまった。

まあでも、僕の笑いのセンスもまったくアテにならないものではあるので、あんまり偉そうなことも言えないのは承知している。
なにか「違うこと」をやりたい、というのは、わかるような気がするんだけど……

でも、来週の岡村と西野の入れ替わり生活は、ちょっと面白そうかも。