じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

オリンピックが開催される年の「今年の漢字」は、毎回『金』になりかねないな。

終日雨。
12月の雨は、なんだか寂しい。

今年の漢字は『金』とのこと。去年は『安』だった。
リオオリンピックの金メダルラッシュやピコ太郎の衣装、政治と金などが話題になったのが理由らしい。
しかしこれ、同じ漢字は使わない、とかのルールをつくらないと、オリンピックが開催される年は、毎回『金』になりかねないな。お金に関する不祥事って毎年あるし、2012年も『金』だったみたいだし。

夜、『しくじり先生』を観た。
今日は華子さんとか成田童夢さんが先生で、「世間知らず」というのが全体のテーマだったのだが、いま、華子さんが会社勤めをして給料をもらっていることや成田さんが人間不信から立ち直ったことなどをみると、「世間知らず」っていうのは、言葉どおり、「知らない」「教えられていない」だけで、別にその人が悪人ってわけじゃないんだよな、と気づかされたような気がする。
「世間知らず」と言われていても、出遅れているだけのことが多くて、本人が「世間」と関わろうという気になりさえすれば、「人並み」に追いつくことだって不可能ではないのだ。
まあでも、芸能界っていうのは、「世間知らず」を増幅して見世物にする、という世界でもあるしねえ。
華子さんが出演していた『愛のエプロン』、「なんだこれは!」って思いながらも、けっこう面白がって観ていたものなあ。


誰かが、というか基本的には親がある程度は社会性みたいなものの基礎を教えておく、あるいは自分で学べぶ準備をしてあげるべきなんだよね。
ただ、「人並みになること」が、その人にとって「幸せ」なのかどうかは、正直よくわからない。


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