「カジノ法案」が参院内閣委員会で可決された。
自民党がギャンブル依存症対策の強化などを盛り込んだ修正案を提出したため、とのことだが、依存症対策が必要だと認識しているのなら、あえて容認しなくても良いのでは……
アルコールやタバコのように「すでに多くの人が常用していて、いきなりやめるのは難しい、大きな産業や文化になっているもの」を急に禁止できないのはわかるのだけれど、依存症を危惧しながらカジノをいまさら導入しようというのもおかしな話だ。
『逃げるは恥だが役に立つ』は、最終回前の第10話。なんだかんだいって、どうやってふたりは夜を過ごすのか?と思っていたのだが、そのへんはなんとなくうまくいったみたいで、とりあえずよかった。正直、大山鳴動して鼠一匹、という印象は拭えないものがあるが、ああいうのって、一般的には、そういうものなのかもしれない(指示語だらけになってしまった)。
そのあたりがようやくうまくいったかと思いきや、今度はひらまささんが盛り上がって、みくりさんにプロポーズ。入籍したほうが、経済的にもメリットが大きいから、と。
それに対して、「それ(結婚したら無料で家事などをやってもらえると思っていること)は、好きの搾取です!」と憤る、みくりさん。
まあなんというか、その通りではあるんだけれど、そういうふうに考えて、お互いが「領土争い」「時間の奪い合い」みたいになると、厳しいものがあるよなあ。まあ、それぞれが外で仕事をしようと思えば、そうならざるをえないのだけれど。
しかしこれ、「ムズキュン」どころじゃないぞ。
家庭生活のなかで、「それは、好きの搾取です!」と言われたら、フリーズするしかないよね……
でも、「言わなきゃ伝わらない、それが当たり前だと思われて、感謝すらされていない(ように感じる)」という憤りは、ずっとあるんだろうな。
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