じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『林先生 vs 徳川埋蔵金』が、「週刊少年ジャンプ」の10週打ち切りマンガのようだった……

帰宅後、なんとなく、『林先生 vs 徳川埋蔵金』という番組を観ていた。
赤城山での徳川埋蔵金探し。なんだかちょっと懐かしい。
1930年代から30年にわたって埋蔵金を探し、「もっとも埋蔵金に近づいた男」というのがいたというのを聞いて驚いた。
もっとも埋蔵期に近づいたのは、糸井重里さんじゃなかったんだなあ。
しかし、こういう番組、本当に埋蔵金があると思って探しているのだろうか。
そんな大がかりに今の金額で3000億円もの金目のものを隠していたとすれば、誰かが秘密を漏らすか、盗掘されていそうなものだと思うのだが。
本当に存在するのであれば、現代の最新科学技術を駆使し、Googleが探せば、すぐに見つかりそうな気もするし。
……と考えながらみていたら、最新地下探査機が投入されて「何か空洞のようなものがある」とのこと。
こういう機械の精度が上がっていけば、そのうち、何かが見つかる可能性はありそうだ。
それにしても、あの穴のなかに身体を突っ込んでいく人たちをみていると「もし崩れたらどうするんだ……」と見ていて怖い。もちろん、経験上、大丈夫だろうという自信があるから、なんだろうけど。
地下10メートルの3つの人工的な穴、か……
こういう番組って、本当に見つかったらニュースになってるだろ、とか思いつつも見てしまうのは、川口浩探検隊の頃から変わらないな……
林先生、最後に現場にやって来た以外はほとんど出てこず、発掘の様子が中心で「名義貸し」みたいな番組だったな。
というか、こんな長々と観た挙句、『週刊少年ジャンプ』の10週打ち切りマンガみたいな終わりかたとは。
「徹底解明スペシャル」じゃなかったのかよ!

ジンギスカンの墓のように、今でもどこにあるかわからないものもあるので、少なくとも現時点では、未発見のお宝とか遺物は、地球上にまだ存在しているのだ。

もんじゅ廃炉が正式決定。遅きに失した、という感じではあるが、それでも、このまま続けるよりは、はるかにマシな選択だと思う。
地元からは不満の声というのを読んで、どんなものでも、生活の糧になってしまえば、そう簡単に手放せないものなのだな、と痛感した。


あるとしか言えない―赤城山徳川埋蔵金発掘と激闘の記録

あるとしか言えない―赤城山徳川埋蔵金発掘と激闘の記録