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じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『紅白歌合戦』の有村架純さんの茨城弁と子どもの頃の母の思い出

 朝、『置かれた場所で咲きなさい』の著者・渡辺和子さんの訃報を知った。
 2016年も押し迫ってきてから、訃報が続いているなあ。
 渡辺さんは、9歳のときに『2・26事件』でお父さんが暗殺された現場に居合わせたそうだ。
 そんな幼い頃のトラウマにもかかわらず、前向きなメッセージを発し続け、ずっと教壇に立っていた渡辺さん。
 『置かれた場所で咲きなさい』は、ちょっと教条的すぎる感じがして、僕は苦手なのだけれど、渡辺さんは、「人間の強さ」みたいなものを体現した人生をおくってきた人だと思う。


 夜、今年は比較的ゆっくりと『紅白歌合戦』を観賞。
 赤組の有村架純さんは紅白初司会ということで、どうなるかと思いながら見守っていたのだが、有村さんって、危なっかしそうというか、ふわふわしているようにみえるけれど、やってみると、なんでも無難にこなしてしまうタイプなのかもしれないな。
 まあ、綾瀬はるかさんの司会を観たあとでは、誰がやっても無難にみえる、というのも事実ではあるのだが。
 綾瀬さんの司会はディープインパクトなんだけど、綾瀬さんのことしか覚えていない、というデメリットがある。
 本人は自分が目立とう、と思っているわけではないみたいなんだけど。


 個人的には、いままであまり見たことがなかった槻坂46の曲がけっこうカッコいいな、と思ったのと、椎名林檎さんのスタイリッシュさに脱帽した。
 あと、黒田博樹投手がビデオメッセージで出演した際に「元広島カープ」というテロップが出て、「ああ、『元』だよね……」と、少しせつなくなった。
 SMAPと同じように、12月31日までは「広島カープ」にしてくれればいいのに。
 AKB48の紅白選抜の1位は山本彩さんで、2位が指原さん。しかし、この数分間のために、いちいち競争させられるAKBの人達は、けっこう大変だな。
 そして、「総取り」せずに、ここは好感度の高い山本さんに譲る形になった指原さんは、ある意味「持っている」ような気がする。
 新垣結衣さんが星野源さんに「けっこう、すぐ再会しましたね」と、ぎこちなく言っていたのだが、ガッキー、ここはステージに飛び入りで一緒に踊ってほしかった……審査員席でちょっとやってたけど。
 客席でもけっこうたくさんの人が踊っていたし、今年は星野さんの年になったよなあ。あとピコ太郎。
 有村架純さんの茨城弁が、ちょっと懐かしい。
 僕の母親は茨城県の土浦というところの出身で、普段は放言なんて出ない人だったが、実家に帰ったときだけ、茨城弁で喋っていた。
 でも、当時の僕は「田舎っぽい言葉」で喋る母親が、なんかちょっとイヤだったことを今でも覚えている。
 なんで、子どもの頃って、そういう、あたりまえのはずのことに対して、いちいち苛立ってしまっていたのだろう。
 ロンドンから、宇多田ヒカルさんの『花束を君に』。1年の終わりに、この曲を聴けてよかった。
 とりあえず、落ち着いた『紅白』で、良かったのではなかろうか。


 年越しそばを食べ、激動の2016年も、ついに終了。
 カープセリーグ優勝など、良いこともたくさんあったが、けっこう辛いことも多い年ではあった。
 2017年は、変わることを期待するのではなく、自分で「変える」年にしようと思う。
 『ゆく年くる年』をみながら、2017年へ。