じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

応援の仕方というのも難しいものだ。

 箱根駅伝、復路は青山学院大学が一度も首位を明け渡すことなく、最後は差をつけての優勝。
 これで箱根3連覇となった。
 テレビで観ていたら、最後の中継地点で、アナウンサーが「みんなの汗と涙がしみついたタスキを、つなぐことができませんでしたっ!」と、繰り上げスタートのチームのことを伝えていて、まあ、本人たちにとってはつらいのは間違いないけれど、こうしてメディアが「タスキをつなぐドラマ」として煽るから、フラフラになりながらも走る選手も出てくるのかもしれないなあ、と思った。
 勝負なのだから、勝ちたいのは当たり前だし、少しでも良いタイムで走りたいのは確かだろう。
 でも、こうして下位のチームにも極度のプレッシャーを与えることが、果たして良いことなのかどうか。
 そういえば、元日に放送されていた「大食い世界選手権」の決勝の1対1での勝負を決める3本目で、もえのあずきさんが過呼吸になってリタイアしたのをみて、あれはMAX鈴木がプレッシャーをかけすぎたのではないか、という気がしたんだよなあ。
 MAXに悪気はないというか、一生懸命応援していたんだろうけど。
 ああいうのをみると、オリンピックで「国民の期待」を背負いながら結果を残すというのは、競技の実力だけではなく、メンタルの強さも必要だということがよくわかる。
 そんなことを考えると、応援の仕方というのも難しいものだ。


 PS4の『ファイナルファンタジー15』をようやくクリア。
 正直、なんかわけわからないな、と思うところも少なからずあったし、ゆったりとして自由度の高い前半に比べて、後半は駆け足でバタバタと終わらされてしまった、という感じもあったけれど、Amazonのレビューなどで酷評されているほど酷いゲームだとも思えなかった。
 この手のオープンワールドRPGに慣れていないので、他と比較できないところはあったのだが、このくらい遊ばせてもらえれば十分。
 ストーリー的には、なんか救われないというか、ドラマチックにするためにキャラクターをないがしろにしているのが残念ではあるのだけれど。
 あと、わざわざ迷路みたいにしている街があって、3D酔いする僕としては、かなりイライラした。こんなめんどくさい街、誰も住まないよ!


 とりあえず今日で3が日も終わり。
 明日から、2017年の通常営業か……