ネットをみていたら、自転車ロードレースの強豪チーム・スカイやランス・アームストロング元選手が「隠しモーター」を使用していた可能性があるとのこと。
どうなってるんだ、自転車ロードレース……ランス・アームストロングが精巣腫瘍を克服して「ツール・ド・フランス」に優勝したときには、本当に感動したのに、モーターって……
もちろん、まだ「疑惑」の段階であれこれ言うべきではないのはわかっているのだが、あまりにも悲しい疑惑だ。
しかし、道具を使うスポーツっていうのは、その道具の優劣がけっこう影響するのは間違いないよなあ。
日本選手団がスポンサー契約を結んでいるメーカーのものではない「速く泳げる水着」を着るかどうかで混乱したこともあったし。
テニスのラケットとか、野球のグローブとかにしても、あるいは、最も用具の影響が少なそうな陸上の100m走で使われるシューズにしても、道具の出来不出来というのはあるはずだ。
それを見極める、良い道具を手に入れるのもまた選手の能力、ということなのだろうか。
でもまあ、自転車のモーターは、事実だとしたら、いくらなんでも許容範囲外だろう。
ナムコ創業者の中村雅哉さんが1月22日に亡くなられていたことを知った。
享年91歳。
1950年に中村工務店を設立し、1977年に「ナムコ」と社名を変更。
僕がデパートの屋上で、テレビゲームというものに憧れつつも、1ゲームに100円出せなかった時代、ナムコの『パックマン』や『マッピー』『ディグダグ』のデモをずっと眺めていた。
これを好きなだけ遊べる日が、いつか来るといいな、なんて思いながら。
ナムコといえば『ゼビウス』を観たときには、世界観のカッコ良さに痺れたんだよなあ。
中村さんがいなければ、これらのゲームとの出会いも無かった可能性が高いわけで、僕の人生も少し変わっていたかもしれない。
テレビゲームの歴史をつくってきた人たちも、次第に高齢化してきているのだが、そう言っている僕も『ゼビウス』の頃は小学生だったのだ。
中村社長の御冥福をお祈りします。
25時に就寝。
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