じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『カルテット』で、すずめちゃんに「軽井沢に帰ろう!」って言った真紀さんに、このドラマをけっこう見直した。

 『マツコの知らない世界』、DIYには興味がないので、後半の「おひとりさまアプリの世界」のほうだけ注意を向けていたのだけれど、出てきたアプリよりも、紹介していた今井安紀さんが所属していたという5人組の「アプリソムリエ」の内幕話とかのほうが面白そうだった。綺麗な人だし、そんなネガティブになる必要もなさそうなんだけどなあ。いまの世の中、32歳独身くらいで、そんなにプレッシャーを感じるものなのか。緊張していたのか、ああいうキャラづくりを求められたのか。しかし、これを観ていると、人に何かをオススメする人は、ある程度高めのテンションじゃないと説得力がない、ということは
 とりあえず、僕はマネージャーの宮崎さんのほうが好みだな。宮崎さんは、全然「ややブス」なんかじゃないよマツコさん!(数秒くらい見ただけですが)

 『カルテット』、前回が「勢いで寝ちゃう男女の回」で、うんざりしていたのだが、今回は、すずめちゃんが「元超能力少女」だったという設定で苦笑してしまった。
 なんで吉岡里帆さんがこんなサブキャラで出てるの?と思いきや、今回は「猫か虎か濡れた子犬か!」とか言いだしてるし。けっこう重要な人物、なの?
 というか、真紀さん、いい人なのか、おせっかいなのかよくわからない。
 いくら同居人でも、身内でもない人の親の臨終に本人の代わりに出向かないよ。
 そして、ネット経由の情報漏洩怖い!
 あと、満島ひかりさんの「何を考えているかわからない、いつも笑顔のOL」演技も怖い!こういう人いそう!
 ランチとか飲み会って、適度に付き合っていたほうが孤独でいられるのかもしれないね。
 しかしこれ、あらためて考えてみると「中年テラスハウス」だよねえ。
 お前らそんな恋愛のことばっかり考えてるから、音楽家として今ひとつなんじゃないの?とか言いたくなってしまう。
 ただ、あの場面で、すずめちゃんに「軽井沢に帰ろう!」って言った真紀さんに、このドラマを僕はけっこう見直した。
 大人どうしが寝ちゃうのはNGでも、因縁があった親の臨終に立ち会わないのは許せる、というのは、僕が「正しい人間」じゃなくて、自分の人生経験や好き嫌いで善悪を判断しがちだ、ということなのだろうな。


 ところで、このすずめちゃんのお父さん高橋源一郎そっくりだな、世の中には似た人っているものだねえ、って思っていたら、本当に源一郎さんだったのでちょっとびっくり。なぜいきなりこんな中途半端な役者業を……競馬で大負けでもしたのだろうか。

 25時に就寝。

 
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松のひとりごと (朝日文庫)

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