じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

藤村俊二さんが「オヒョイさん」と呼ばれた理由

 朝、ネットでWBC日本代表チームで大谷翔平選手がピッチャーはやらない、というのを知った。去年の日本シリーズから、足首を痛めていて、万全ではないらしい。
 日本シリーズで初戦しか先発しなかったのは、そういう事情だったのか……カープもそれを知っていれば、また違う作戦もあったかもしれないよなあ。いまさら終わったことを後悔してもしょうがないのだけれどさ。
 味方として考えると、ピッチャー・大谷がいないというのはかなり痛い。菅野と並んで日本代表のエースとなるはずだったし、あの韓国戦でのピッチングをしてくれれば、相手がどこであろうとそうそう打てるものじゃあるまい。
 まあでも、怪我ではやむをえないし、まだ先がある選手なので、無理をしないでシーズンに備えていただきたい。

 夕方、藤村俊二さんの訃報。
 一昨年の年末に体調不良でナレーションの仕事も降板されていたので、あまり具合が良くないのだろう、とは思っていた。
 とにかくいろんなところで見かけた人だったけれど、僕の記憶に残っているのは『なるほど・ザ・ワールド』かな。愛川欽也さんも亡くなられてしまったし、僕が子どもの頃、今の僕くらいの年齢だった人たちが、少しずついなくなっていく。僕の両親はふたりとも50代で亡くなってしまったので、もう自分にはあまり時間がないのでは、と不安になる。だからといって、急に何かができる、というわけでもないのだが。
 藤村俊二さんが「オヒョイさん」と呼ばれていたのは、演出家を目指していたのに舞台に役者として出演させられるのに嫌気がさして、ときどき舞台からヒョイと逃げ出してしまっていたからなのだそうだ。
 世の中には、やりたくないことをやっているうちに、それが仕事になり、有名になってしまう人もいるのだ。

 25時に就寝。


オヒョイのジジ通信

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