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じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

「めんどくさい」とか「嫌われたくない」という気持ちが、いろんなものをダメにしていく。

しくじり先生 3時間スペシャル』を観た。
「お金で大災難スペシャル」か……
 僕にとっては、最初の坂本ちゃんの話から、かなりヘビーというか、身につまされるものだったんだよなあ。
 「ケイコ先生も、けっこうしくじってるというか、こじらせてしまったよなあ」なんて思いつつ観ていたのだけれど、家族からのお金の要求と絶縁、か……
 世の中には、こういう「相手が苦しんでいても、取れるところから、取れるだけ取るシステム」みたいなものが存在していて、坂本ちゃんの家族は、それに巻き込まれてしまったのだ。
 「家族だからこそ、ちゃんとよく向き合うべきだ」というのは、本当に身につまされる。お金に追われると、大概の人は人格が変わってしまい、それでさらに周りから人がいなくなってしまう。
 もし最初の借金のときに「黙ってお金を送る」と「絶縁する」という両極端の対応ではなくて、「ちゃんと事情をきいて対応する」という選択をしていたら、借金も、もっとラクに清算できていたかもしれないし、「家族が自分のことを金づるだと思っている」という怒りもなかったはずなのに。
 「めんどくさい」とか「嫌われたくない」という気持ちが、いろんなものをダメにしていく。
 僕もそういう失敗を繰り返してきた。

 2人めの先生は、あの新庄剛志さん。
 現役時代の大部分は、「明るいばかりで、何も考えてないバカなんじゃないの?」って思っていたのだけれど、日本ハムに移籍し、優勝に導いたシーズンをみて、そして、僕自身も仕事でそれなりのポジションにつくようになって、「その場にいる人たちの気持ちを明るくして、モチベーションを高めてくれる人」というのは、稀有な存在だということがわかった。
 しかし、「仙台じゃ活躍したくない」って、失礼だよなあ、あまりにも「新庄らしくて」笑っちゃったけど。
 メッツで4番に起用されたときの相手ピッチャーがランディ・ジョンソンカート・シリングとか、嫌がらせなんじゃないかと思うよねえ。
 でも、そこで打ってしまうのが新庄なんだよなあ。使ったバレンタイン監督もすごい。
 「英語を覚えるより、日本語を覚えさせたほうが良い」
 もう、これぞ新庄!

 新庄は福岡出身だったはずで、僕とも世代は近いのに「わいたこら」って、はじめて聞いたな。
 でも新庄先生の場合は「しくじりの授業」というより、トークショーだなこれ。被害額は大きいのに、この悲壮感の無さ!

 25時に就寝。