『おんな城主 直虎』第8回。
「赤ちゃんはまだか」って、すごいタイトルだよねえ。
今の世の中でこんなことを口にしたら、大炎上確定だろうけど、そういう考え方が当たり前だった時代は、確かにあったのだ。
しかしこの、しのがドジョウばっかり出して直親と気まずくなるシーン、あまりキツくならないよう、笑える演出にしようとしているのは伝わってくるのだが、かえって笑うに笑えない感じになっているのがつらい。
「できますれば、落ち着いた女子を」ああ……
最近の小野政次をみると、『カルテット』を思い出してしまう。
同時期に複数のドラマに出演していると、こういうこともある。
これ、もう来週、桶狭間の戦いなのか。
村上春樹さんの『騎士団長殺し』、第2部「遷ろうメタファー編」を一日かけて読了。いままでの村上春樹の小説のいろんなキャラクターや場面を引用してつくられた小説ようにもみえるし、「村上春樹が、あえて世間の村上春樹のイメージをなぞって書いた小説」のようにも思われる。
ただ、1000ページも読んで、結局なんの物語だったのかわからなかったんだよねえ。
でも、久々に「登りがいのある山」のような小説を読んだような気がする。
どうしても、「読みやすい、わかりやすい小説」を手に取りがちなので。
というか、村上春樹の新作じゃなかったら、挫折していたかもしれない。
24時に就寝。
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