朝起きて、『帰れまサンデープラス』を観ていた。
ああ、餃子食べたい。ビールと一緒に食べたい。
東京に住んでいたら、こういう有名店で、頻繁に餃子を食べられるのかなあ。
いま、東京に住むメリットって、いろんな飲食店に行けることと、舞台や展覧会などの何らかの面白そうなイベントが近くで行われていること、くらいしか思いつかない。
デメリットは、混雑とか物価の高さとか、いろいろありそうだけど。
飲食店のコストパフォーマンスも、地方都市くらいのほうが、たぶん良いはず。
そんなにしょっちゅう外食するわけでもないし。
それでも、一度くらいは東京に住んでみてもよかったかな、と思うこともあるのだ。
『おんな城主 直虎』は第9回「桶狭間に死す」。
今日は「桶狭間回」なのだろうな、と思ったら、戦いそのものは冒頭の10分で終わってしまった。ああ、『真田丸』の「ナレ死」をまだ引きずっているな……と苦笑していたのだが、直盛の無言の帰宅の場面は、予備知識があってもやるせない。
病気で、周囲も弱ってきているのをみてきているのならともかく、元気に「行ってきます」と出ていった人が、首だけになって帰ってくるのだ。いや、時代的には首だけでも帰ってきただけまだマシ、と言えなくもない。
直盛、親バカで不器用で優柔不断にみえるお父さんだったけれど、僕はこの人がけっこう好きだったんだな、ということが、この回を観てわかった。
いろんな人たちの板挟みになりながら、もっともマシな落としどころを探し続けてきた(そして、それは必ずしも正解ではなかったかもしれない)中間管理職・直盛に、登場人物のなかで、いちばん「人間味」を感じていたのだ。
あと、千賀さん(直盛の妻)、これは疲れて眠っていると見せかけて、夫の後を追って自害か……人が死に過ぎだろこのドラマ……と見せかけて、本当に寝ているだけだったので、けっこうホッとした。でも、ぜったいあれは狙ってるよね脚本書いた人は。
今回のラストも、今度は小野政次か……とぐったりしていたところに、「えっ?」という展開。
毎回タダでは終わらない『直虎』って、けっこう面白いような気がしてきた。
でも、そろそろ登場人物たちを少しゆっくりさせてあげてほしい。
24時に就寝。
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