じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『あしたてんきになーれ!」が、『べるがなる』に変更されていて、僕は寂しい。

 車を運転していると、近所にオープンしたばかりの綺麗な『ほっともっと』に、幼稚園の年中さんくらいの女の子が、小躍りしながら入っていった。新しいお店に入れるのが嬉しいのだろうか。
 続いて、黒いスーツがまだ似合わない若者たちが集団で歩いていくのを見た。
 ああ、新年度だなあ。
 今年は4月1日2日が土日だったので、「ちょっと儲けた」と思いつつ、緊張しながら今日を迎えたのだろう。
 僕も仕事を始めたときには、何もできないのに、何かしなければという気持ちばかりが強くて、そんなに気温が高くもないのにすごく汗をかいてばかりだったような記憶がある。
 体重計に乗ったら、毎日体重が1kgずつ減っていったし。
 まあ、体重に関しては、そういう期間はそんなに長くは続かなかったけれど。

 『おかあさんといっしょ』も、今日から「花田ゆういちろうおにいさん」にバトンタッチ。
 いままで、だいすけおにいさんにリードしてもらっていたようにみえた、あつこおねえさんが、今日はなんだか急に、すごくしっかりしてきたように見えた。
 1年目が2年目になり、後輩ができると、けっこう変わるものなのだよなあ。
 ただ、『おかあさんといっしょ』という番組は、「新人だから初々しいでしょ、ちょっとくらいミスしてもいいですよね!」みたいな雰囲気ではなく、3か月くらい、かなりハードなレッスンをしてからデビューするらしいので、ゆういちろうおにいさんも、「いかにも新人」というような隙はあまり感じなかった。
 まあ、それはそれで、ちょっとつまんないな、とか思うところもあるのだけれど、子供向け番組だからこそ、きちんとつくる、というポリシーなんだろうな。
 
 締めの曲『あしたてんきになーれ!」が、『べるがなる』に変更されていて、僕は寂しい。
 朝、あの「はれ、はれ、はれー、はれ、はれ、はれーー!」を一緒に歌うと、なんだか元気が出るので、僕はあの曲が好きだったのに。

 いろんなものが変わっていったり、やっぱり変わらなかったりする、新年度がはじまった。