じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

もうすぐ、10年ぶりに紀伊國屋書店が天神に戻ってくるのだなあ。

 午後から用事があって久々に天神へ。
 途中で2時間ほど空き時間があったので、久々にジュンク堂福岡店へ。
 そもそも、JR博多シティができた頃から、天神方面まで行く機会がほとんどなかったのだ。
 以前は、博多駅近辺にはホテルとヨドバシカメラしかなくて、地下鉄に乗って天神に行ってからが買い物、という感じだったのに。
 まあ、それはそれで、ちょっと遠くから行く人間にとっては、便利になったのも間違いないのだけれど。
 ジュンク堂に向かう途中で、天神に紀伊國屋書店が復活!という看板をみつけて、なんだかすごく懐かしい気分になった。
 僕が中学生だった30年前は、博多の紀伊國屋は、僕の地元では買えないようなちょっとマニアックな本がなんでも置いてある「聖地」だったのだ。
 それが、本が売れない時代とジュンク堂をはじめとした周辺の大型書店の増加や博多駅のまわりの商業施設の充実などもあって、2007年3月に天神から撤退。
 紀伊國屋そのものは、今は博多駅のバスターミナル内にあるのだが、ちょっと僕の好みの棚とは違うのだよなあ。
 オープン日が4月26日というのをみて、大型書店というのは、週末ではなく、水曜日のオープンするのか、と感心したのだけれど、他の書店はどうなのだろうか。
 あと2週間か……開店したら、一度は来てみないとな。もう、紀伊國屋じゃないと買えない本というのは、そんなにない時代だけれど、それでも天神に紀伊國屋が帰ってくるのは、なんだかワクワクする。どんな書店になるのだろうか。
 天神が商業の中心だったのが、各地からの交通の便が良い博多駅の周囲がかなり開発されて、天神は圧されている印象があったのだけれど、ここへきて、また、天神が個性的な店を集めて蘇ってきているようにもみえる。
 博多駅近辺は、どうしても「ある程度計算できる、既成の人気店」が多くなるからなあ。
 かなり緊張する仕事もとりあえず一区切り。
 家に帰る途中でフニャフニャになり、本を読んでいて駅をひとつ乗り過ごしてしまった。
 
 野球の結果をみると、負けていたはずのカープが、9回に一挙7点を取って東京ドームで巨人を3タテ。大瀬良に勝ち星をつけられれば言うことなかったけれど、そこまで望むのはさすがに贅沢というものだろう。
 しかし、あまりに打ちすぎて、早々にエンプティランプが点く、なんてことは、ないよね、きっと。勝ちすぎて不安というのも、おかしな話なんだけど。

 今日は自分でも頑張った感があったので、早めにビールを1本空けて就寝。
 明日からはまた遠出。


愛するということ

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