じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

ゴールデンウイークの甲子園には、魔物が棲んでいる。

 そろそろゴールデンウイークも終わりが見えてきたのだが、まあ、あんまり休みらしいこともできていないし、なんとなく休み疲れみたいなものも感じている。
 カープはデーゲームで阪神と対戦。
 昨日は4点差をひっくり返される苦々しい敗戦だったのだが、今日は4回まで6対0とリードし、ピッチャーは今や野村祐輔と並ぶ先発陣最後の砦、岡田。まあ、さすがに今日は勝ったな、と思いつつ、子どもたちと遊んだり、村上春樹さんと川上未映子さんの対談本を読んだりして過ごした。
 夕方、試合結果くらい確認しておくか、とネットをみていたら、あれ、試合のスレッドが2つ目にはいっていて、しかも最近も書き込みがされているようだ。試合終了後に、何か興味深い話でもあったのか、怪我人でも出たのか?
 ……まだ試合は行われていた。しかも、カープは9−0から逆転されていた。
 なんてこった……
 結局、9-12で、阪神に「歴史的逆転勝ち」を献上したのだが、どうしてこうなった……何か悪い夢でもみているようだ。
 岡田が急に乱調になり、リリーフ陣も流れをせき止められず。
 まあ、こんな最悪の負け方でも、一敗は一敗。相手がスペシャルボーナスとして2勝分ゲットできるわけでもないので、切り替えるしかないのだろう。だが、これで負けるとなると、もう、どんな試合でも安心して見ていられなくなるし、それはカープの選手や首脳陣も同じに違いない。
 しかし、返す返すもなぜ負けた。
 ここは別の世界線なのだろうか。
 はあ、なんかゴールデンウイーク疲れもさらに増してしまった。
 今日の試合に使われたボールは、甲子園球場の歴史記念館みたいなところに飾られるそうだ。歴史的引き立て役とは、なさけない。
 菊池も休養しているし、藪田は結婚を発表してから打たれっぱなしだし、加藤だけじゃなく、岡田までフォアボールで突然自滅とは。甲子園って、ピッチャーがフォアボールばっかり出すようになる怪光線とかが装備されているのではないか。きついな本当に。
 明日はNHKマイルC。これはもう、僕の記憶のなかでもベスト5には入るであろう難解なレースだ。こういうのを当てられると、少しは気分良くゴールデンウイーク明けを迎えられるのだろうけど。
 24時に就寝。


鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。