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じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

もう、「まだ検診で胃カメラまで受けなくていいよ」って言える年齢じゃないのにね。

 カープは昨日の痛恨の逆転負けを引きずっていたのか、初回に中村裕太投手が2失点。こりゃ今日もダメだな、と思いきや、その裏にDeNA先発の平良投手を攻略して逆転。
 その後は中村裕太投手がその2失点で6回まで抑え、丸やエルドレッドのホームランも出て9対2で快勝。
 会心の勝ちゲームの翌日にあっさり逆転負けを食らうこともあれば、今日のように、昨日の負けを引きずっていそうなのに、案外払拭してしまうこともある。
 勝負には流れがあるとはいうけれど、まあ、なんというか、よくわからないよね。
 中村裕太投手は、これで2回先発して2勝。今日も初回に2点取られており、満点、というわけではないのだが、勝ち運があるピッチャーなのかもしれない。
 そういうのって、プロでやっていくには、けっこう大事なんだよね。
 野手も「コイツを勝ち投手にしてやろう」って思うピッチャーというのはいるはずだし。
 羽生善治さんが、「なぜ羽生さんはそんなに強いのか?」と尋ねられて、「トッププロ同士のギリギリの勝負では、『この人に負けたのなら、しょうがない』と相手を早めに諦めさせることができると、かなり有利になる」というようなことをどこかに書いていた。勝負事というのは、勝負を捨てずに粘っていると、案外、ひっくり返ってしまうことがあるそうだ。
 技術もだけれど、相手にどう見られているか、というのは、けっこう重要。巨人の菅野投手とか、先発マウンドに上がるだけで、「ああ、今日は菅野か……打てないな……」って呑まれてしまうだろうし。

 中村獅童さんが、肺がんで手術を受けるとのこと。
 検診でごく初期の段階で奇跡的に見つかったらしい。
 44歳……僕と同じくらいの年齢だ。
 竹内結子さんと結婚していたんだよなあ。いまは別の人と再婚しているのだが。
いま、会いにゆきます』は、「こんなお涙頂戴映画!」とつぶやきながら号泣してしまったのを思い出す。

 がん検診の種類によっては、検診にかかるコストと治療によって長生きできるメリット(経済的な面も含めて)が見合わない、という論文もあるのだが、桑田圭祐さんや宮迫博之さんのように、早期発見できたおかげでずっと活躍できている人がいることを考えると、費用を負担できる人にとってはチェックしておいて損はないような気がする。
 それを「一般人は受けてもあまりメリットがない」と言ってしまうのは問題があるのだろうけど。
 気になる人は、年1回は人間ドックとかでちゃんとみておいたほうが良いよ、本当に。胃はバリウム検査より内視鏡で確認したほうがいいし、胸部レントゲンだけでなく、CTも選択肢に入れたほうがいい。癌は、部位や組織型にもよるけれど、早期発見できれば、かなりの確率で治る、あるいは長期予後が期待できる病気になってきているから。
 ……と他人には言うけれど、僕自身があまりちゃんと検査を受けていないのも事実だ。もう、「まだ検診で胃カメラまで受けなくていいよ」って言える年齢じゃないのにね。
 そういえば、胃の調子が悪くて胃カメラの検査を受けたのは2年くらい前、けっこう自分としては不調だったのに内視鏡所見は思いのほかたいしたことがなく、ホッとしたのと同時に、「僕のこんな胃炎くらいでこの症状なら、胃潰瘍とかの患者さんって、つらいだろうに」とも思った。

 なにかと落ち込んだり、イライラすることが多く、例年どおりの五月病みたいだ。落ち込んだりイライラしたりするのはもう仕方がないので、とりあえず、そういう精神状態でひどいことを言ったりやったりしないように注意しなければ。できることなら、天岩戸みたいなところに引きこもりたい。

 25時に就寝。


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