じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

今回の総選挙をみて、「もうAKBグループがやり残したことはない」のではないかという気がした。

 お昼過ぎまで仕事をして帰宅。
 帰りに広島対ソフトバンクの中継を聴いていたのだが、カープは接戦をなんとかものにして、交流戦勝率一位に望みをつないだ。
 やっぱりソフトバンクは強いな、というか、ソフトバンクは強い、というイメージが大きいのかもしれない。
 ソフトバンクの先発の松本投手に、2対2の同点の7回表、1アウト1塁の場面で打順がまわってきた。カープのバッターもだいぶタイミングがあってきたし、ソフトバンクのリリーフ陣を考えると、ここは代打だろうな、と思いきや、そのまま松本投手が打席に入ってバント。
 結果的に、バントは成功したものの点にはならなかったが、この試合に勝つことを最優先にするならば、代打の場面だったはず。
 工藤監督は、松本投手に経験を積ませる、ということを意識して、替えなかったのではなかろうか。
 こういう選手起用が、長い目でみたときのソフトバンクの強さにつながっているように思う。
 それにしても、丸はよく打ってくれるなあ。カープが勝率一位になれば、交流戦MVPかも。

 夜、録画していた『第9回AKB48選抜総選挙』を観た。しかし、最初にあの「結婚宣言」を知ってしまうと、他のメンバーがどんなに涙ながらに感謝を語っても、「ま、裏じゃ何やってるかわかんないけどね」と思ってしまう。
 渡辺麻友さんが「もうAKBでやり残したことはない」と言って卒業宣言していたけれど、今回の総選挙をみて、「もうAKBグループがやり残したことはない」のではないかという気がした。
 ここから先は「びっくり箱合戦」にしかならない。
 この路線のまま行くのであれば、近い将来、総選挙のスピーチの途中で手首を切るような「パフォーマンス」が行われそうだ。
 でも、これがなければ、今回の総選挙はここまで話題にはならなかったんだよなあ。
 そう思うと、「インターネット的には」というか「炎上商法」としては大成功、なのか?
 ただ、このおかげで、「恋愛禁止という鉄の掟」が幻想であったことが周知されてしまったわけで、元々信じてはなくても、いきなり結婚宣言って、そのプロセスはどうなってるんだ?と言いたくはなる。総選挙の前まで、さんざん「投票してね!」って、ファンにお金を使わせていたわけだし。
 指原さんが「AKBグループを見捨てないで」と言っていたけれど、たぶん、この発言で、指原さんの株が上がることはあっても、AKBグループの信用は回復しない。
 指原さんは、そこまで計算して、「みんなのこと」を心配していたようにも思う。


 25時に就寝。


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