じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『おんな城主 直虎』第31回「虎松の首」。奥山六左衛門さんに癒される。

 72年目の広島原爆忌。

 台風5号は九州を縦断してこちらに向かってくるかと思いきや、四国方面に進路を変えた。
 こちらでは、雨はさほど降っていないものの、風が強く、近隣では避難所も設置されている。
 携帯電話がけたたましく鳴って驚いたのだが、驚くくらい、こちらではあまりたいしたことは起こってはいない。まあ、まだわからないけれど。いずれにせよ、それで明日の仕事が休みになるということもないだろうし。

 『おんな城主 直虎』は、第31話『虎松の首』。
 台風情報に囲まれた画面で観ていたのだが、まあなんというか、痛ましい話ではある。
 ただ、当時の感覚からすれば、そんなに残酷な話でもなかったのかもしれない。
 むしろ、今川の首実検って、こんなに甘かったのだろうか、とも思う。
 いまのように写真がある時代でもないし、ターゲットが本物かどうかを確定するのは、なかなか難しいことではあったはずだ。
 まあ、関口氏も、そんなに乗り気じゃない役割だったので、いちいち詮索しなかった、という可能性もあるか。
 ストーリー的には、そろそろ高橋一生さんの小野政次も退場が近づいてきているようだ。
 というか、お盆まで生き延びるとは思わなかった。
 高橋一生推しのためにあるようなドラマだよなあ、これ。
「地獄へは俺が行く」
 くぅ〜っ、としか言いようがない。こういう台詞を自分自身をも突き放したように言える高橋一生さん見事。

 あと、奥山六左衛門さんが、この作品のなかで、すごく癒される存在になってきた。
 そんなに有能でも世渡りが上手そうでもないのだが、こういう人は信頼できそうな気がするし、この人を虎松の守役に指名した直虎も、けっこう人を見る目があるじゃないか、という感じがした。
 このペースで物語が進んでいくと、井伊直政の出番は少ないんだろうな。


 そのあと、録画していた『逃走中』を観賞。
 そういえば、けっこう久しぶりだな『逃走中』。
 観ればいろいろ言いたくなる番組なのだが、なくなってしまうと寂しい。
『戦闘中』とか、すっかり忘れられてしまったし。清原が出ていたから、なのか?
 『ワンピース』とのコラボ企画だったのだけれど、クライマックス的な時間帯に、ヒーローショーみたいなのがいきなり始まったのには、テレビの前で笑ってしまった。なんなんだあれは……
 最近の『逃走中』は、フィールドがショッピングモールみたいな建物の中が多いので、起伏や隠れる場所も少なく、ハンターも手加減して探しているのだろうな、というのが伝わってくる。
 僕としては、一度「ハンターが一気に50人放出され、あっという間に確保されまくる逃走者たち」というのを観てみたいのだけど。
 ハンターは東京近辺の大学の運動部の学生がバイトしているというのを聞いたことがあるのだが(噂です)、せっかく50人も集めてきたんだから、たまにはダイナミックに活動してみてほしいよねえ。あの「なんと50人が!」の「見せハンター」は、結局、あのシーンの撮影だけでアルバイト料をもらっているのだろうか、そして、バイト代は走りまくっている実働ハンターと格差があるのだろうか。
 
 しかし、子どもは喜ぶんだよな、『逃走中』。なるべく続けてほしい。

 24時に就寝。来週は『山の日』があるのか。お盆休みないけど。