新しいiPhoneを自慢する人は、iPhone7から急に減ったような気がする／映画『ダンケルク』をIMAXで観てきた。

　朝起きて、ネットでiPhoneの新機種を確認。
　現在6sユーザーの僕としては、もう2年経つので、良さそうだったら、機種変更も……と言いたいところだけれど、バッテリーの減りが速くなってきたほかには、いまの6sにとくに不満もないので、とりあえず今回は見送りにする予定。顔認証とかワイヤレス充電機能とかは、あれば便利なのかもしれないけれど、無くても現状不自由はしていないし、あまり食指も動かない。カメラも、今のiPhoneの性能でそんなに不満はない。インスタグラムとかやる気もないので。
　スマートフォンは、いまや生活必需品ではあるのだけれど、そんなにあわてて買い替える必要もなくなってきたな。
　去年のiPhone7のときに感じたのは、新機種を自慢げに見せている人が減ったな、ということだった。それは、iPhoneが売れなくなったというのではなくて、新しいスマートフォンを見せびらかすという行為が、なんとなく気恥ずかしくなってきたのではないかと思った。
　
　今日のカープはマツダスタジアムでDeNA戦。初回に中村祐太が2点を失い、今日もきついな、と思いきや、その裏に一挙6点をあげて逆転し、その後も猛打爆発。12対4で勝利。
　阪神が巨人に負けたため、カープのマジックは2！
　これは、もしかしたら明日、決まってしまうのではなかろうか。
　巨人は菅野投手先発らしいし。
　ああ、去年は、9月10日にもう優勝が決まっていたんだよなあ。
　あの黒田と新井の抱擁から、もう1年経っているのか……
　去年のような高揚感はないけれど、マツダスタジアムでの胴上げは楽しみだ。
　でも、もうちょっと、この「もうすぐ優勝」の気分を味わっていたいような気もする。

　夜、映画『ダンケルク』を観賞。
　近場でも上映中なのだが、ネットでIMAXで観ると迫力が全然違う！という話を読んだので、九州で1ヶ所だけしかないIMAXのスクリーンまで行ってきた。
　画面の大きさには驚いたけれど、まあ、それだけなのかな、と思いつつ観はじめたら、最初のシーンの銃撃の音で、思わずビクッと身体が反応してしまった。
　画面の広さはけっこうすぐ慣れてしまうのだが、効果音がすごい。というかこれ、3日くらいずっと観ていたら、PTSDになりそうだ。
　自分が絶対に死なないという条件で「戦場体験」できるというのはすごい。これを観たら、戦場に行きたいなんて、思わなくなる。
　最後、なんだか僕も故郷に帰ってきたような気分になって、そして、戦争という状況で発揮される自己犠牲の精神や強靭さ、みたいなものを認めざるをえないような気分にもなって、船酔いしつつも感動の涙を流していた。
　この映画、「反戦映画」なのかと思いきや、観てみると「それでも戦った人たちへの讃歌」のようにも感じられる。
　そのどちらとも受け取れるし、それは、観る側が決めること、なのだろうか。

　すごい映画だったな、本当に。
　わざわざキャナルシティまで出向いてきた甲斐があった。

　帰宅後、カープ優勝前夜祭のつもりで缶ビールを1本飲み、25時に就寝。
　今年はマツダスタジアムで、試合に勝って決めてほしい。
　