じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

立憲民主党という器と、新しいネットサービスの共通点

 土曜日なので半日勤務。
 考えてみると、3週前と先週の土曜日は遅番で夕方まで病院にいたし、先々週は祝日だったので、半日というのは久しぶりなんだよな。
 仕事を終えて、まだお昼過ぎくらいだと、けっこうウキウキする。
 ……その勢いで、競馬をやって、完膚なきまでに叩きのめされたりするわけで。
 「小人閑居して不善をなす」とは、まさにこういうことだな。

 ファーム日本選手権で、カープが巨人に勝利!
 いや、その勝ち運、一軍にとっておいてくれ、と言いたいところではあるけれど、両方勝つに越した事は無い。
 というか、先発して6回2失点の高橋昴也投手と決勝3ランの坂倉将吾捕手は、高卒ルーキーなんだよなあ。ファームとはいえ、いちおう日本シリーズみたいなものなのだから、ここでルーキーを先発させる采配もすごいし、それにこたえて活躍する2人もすごい。
 坂倉があまりに素晴らしいので、今年のドラフトで広陵の中村捕手を指名するべきなのか、他のポジションの選手のほうが良いのか、迷ってしまうくらいだ。
 
 衆議院選挙は、ようやく全体像がみえてきた、という感じ。
 前原さんが「枝野さんに申し訳ない」と読売テレビの番組で語っていた、というのをみて、前原さんは悪い人じゃないのかもしれないけれど、政治家としてはちょっと頼りないなあ、とも思った。
 ネットでは、枝野さんが人気で、前原さんは何を言っても叩かれているのだが、ある意味、前原さんがあまりにいろんな人を抱えていた民進党をひとつの方向に進めようとしたからこそ、分裂し、それぞれが「本来、自分がやりたかったこと」に立ち戻ることができたのも事実だろう。
 小池百合子さんというのは、野心は同じくらいあるけれど、実行力が圧倒的に劣る、劣化安倍晋三だと僕は思っているので、希望の党にはまったく期待していないが、立憲民主党も、枝野さんだけ、なんだよなあ。
 立憲民主党に、旧民進党左派の人々が集まってくるのをみていると、新しい魅力的なネットサービスだな、と期待していたら、やっぱりそこにイケダハヤト、はあちゅう、みたいな脱力感がある。新しい器でも、中身が一緒なら、そんなに変わらないだろう。
 組織はトップで変わる、という可能性はあるんだけどさ。
 そして、安倍さんの最大の功績は、とにかく長く首相の座にいたことじゃないか、とも思う。
 ただ、さすがに長くやりすぎてしまったかな、という気もするんだよね。
 どうしても、権力は腐敗するから。
 あと、希望の党の公約「花粉症ゼロ」には、さすがに驚いた。
 「虚構新聞」かと思ったぞ。
 まあ、この公約を実現する方法は簡単で、日本から植物をすべて取り除くか、人間を絶滅させればいいだけだ。アホか!

 25時に就寝。


アメリカ大統領選挙

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