証人喚問って、「見せしめ」以上の意味があるのか？とも思うのだ。 - じっぽ当直日誌・スーパーマイルド＠はてな

　午前中に回診をしていたら、どの部屋でも佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問が映っていた。病院で仕事をしていると、高校野球と相撲中継と国会中継は入院している人たちに支えられているコンテンツではないか、という気がしてくる。しかもそれは、僕がこの仕事をはじめた20年前もそうだった。時代がこんなに変わったような気がしても、年齢によって人が好むコンテンツというのは、そんなに大きな変化はないのかもしれない。
　まあでもこれ、とにかくのらりくらりとかわしつつ、「証言を拒否」できるのであれば、新たに言い逃れできない証拠でも出てこないかぎり、喚問された証人がいきなりあの場で「隠された真実」を語りだす、というようなことは想像しがたいよね、法廷ドラマじゃないんだから。
　ということは、証人喚問って、「見せしめ」以上の意味があるのか？とも思うのだ。
　あるいは演技力を評価する場なのか。
　いや、「見せしめ」にするのが大事なんだ、という方々もいらっしゃるのでしょうけど。
　
　今日はけっこう仕事がいそがしく、歩き回ることにもなってしまって、けっこう疲れる一日だった。急激に気温も上がってきて、汗ばむくらいだったし、いつのまにか、桜も満開。先週まで、寒くて震えていたというのに。