家に返って、チャンネル録画されている番組を確認していたら、『妖怪ウォッチ』(終わり)の表示が。えっ、アニメ終わっちゃうの?長男も何も言ってなかったのに。最近塾とかであまり観ていなかったみたいだし。
いや、たしかに一時期ほどの勢いはなかったけれど、この時間帯のアニメとしてはまだまだ悪くない視聴率を保っていたし、グッズの売上も、だいぶ落ちてはいたけれど、捨てたものではなかったはず。何よりも、僕にとっては、長男が物心ついたときからずっとハマっていたアニメで、けっこう懐かしいネタへのオマージュも多くて、一緒に楽しめる番組だったのに。『妖怪ウォッチ』が終わるというのは、子どもと僕とを繋いできたもののひとつが失われてしまうような気がして、なんだかとてもさびしい。4月からは『妖怪ウォッチ・シャドウサイド』のアニメがはじまるということだが、なんかそうじゃないんだよなあ、と言いたい。
長男だって、ほとんど『妖怪ウォッチ』を卒業しかけていて、今は『ポケットモンスター派』になっていて、むしろ僕のほうが、いまの『妖怪ウォッチ』を名残惜しく感じているくらいなのだが。
いつかは卒業するもの、だとはわかっているのだが、『妖怪ウォッチ』のキャラクターは、ポケモンみたいになるんじゃないかなあ、と、ちょっと期待してもいたのだ。ジバニャン、もうアニメでは観られなくなるのか……
最終回、ジバニャンが謎の病気で高熱を出し、その病気の影響で、「みんなに存在を忘れられて、消えてしまう」という話で、僕はハラハラしながら観ていた。
この番組のこれまでの傾向からすれば、悲しいエンディングにはならないはずだ。だが、これって、僕が子どもの頃に観て、あまりの悲しさにトラウマになっている『ハクション大魔王の最終回』のオマージュではないのか、となると、ジバニャンは本当に「忘れられてしまう」ことになるのでは……百歩譲って、今回、アニメが終わるのはもう仕方が無い。だが、ジバニャンやケイタやウィスパーを「夢オチ」とか「なかったこと」にするような終わりだけはやめてほしい……
あっけない、いつもの『妖怪ウォッチ』とほとんど変わりない終わりに、なんだかけっこうホッとした。取り越し苦労でよかった。『シャドウサイド』が軌道に乗らなかったら、また、この『妖怪ウォッチ』に戻すことだって、できるのではないか。この作品なら、それもまた「らしい」と許されそうな気がする。
それにしても、あの『シャドウサイド』って、「誰得?」って感じだよな。
とりあえず、一旦さようなら、『妖怪ウォッチ』。
でも、またジバニャンたちに、会えるよね。
今日からプロ野球が開幕。
カープはマツダスタジアムで中日戦。先制しては追いつかれ、突き放しては逆転され、という試合展開だったのだが、エルドレッドの同点ホームランに田中広輔、鈴木誠也のタイムリーで勝ち越し。最終回、中崎が満塁にされて、ちょっとハラハラしたものの6対3で開幕戦を飾った。こうしてみると、打つべき人がちゃんと打っての前年度優勝チームらしい勝利、と言う感じだ。野村祐輔も、とりあえず勝ち投手になったし。
明日で3月も、今年度も終わりか。
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