じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

ある競馬ファンが観た、『ドキュメント72時間』の「日本ダービー大行列」

 当番だったので、ふだんより1時間以上早く家を出たのだが、やっぱり外は暑かった。
 どうにかならないものか、とは思うのだが、こればっかりは、避暑にでも行くか、家でクーラーを効かせておとなしくしているしかない。もちろん、仕事なので、そういうわけにもいかず。
 小学校は、今日が終業式で、いよいよ夏休みがはじまる。いつの間にか夏休みがない人生のほうがよっぽど長くなってしまった。

ドキュメント72時間』は、「日本ダービー大行列」。
 最近は、人気ゲームの発売日やiPhoneの新機種もそんなに行列しなくなったので(ゲームとか、オンラインでダウンロードもできるし)、もしかしたら、日本ダービーは、日本でいちばん長時間、大勢の人が並ぶ行列かもしれない。
 金曜日の夜には並び始め、土曜日は目の前で競馬が開催されているにもかかわらず、場内に入ることなく並び続けるのだから、すごい忍耐力だ。
 取材されていた人が、亡くなられた奥様との思いでが大雨のダービーだった、という話をされていて、それはロジユニヴァースの年だろうか、それとも、オルフェーヴル……?とか、すぐにあれこれ思い浮かべてしまうのが競馬者の習性というものだろう。
 あと、キタノコマンドール一口馬主さんたちが「一口とはいえ、自分の馬がダービーに出るなんて、一生に一度のことだろうから」と盛り上がっていうのは、観ていてすごくうらやましかった。一口とはいえ、自分の馬、それも、話題になっていて有力視もされていたキタノコマンドールだったら、きっと、楽しみでしょうがないよね。
 ……まあ、視聴者である僕は、ダービーでのキタノコマンドールの結果を知っていて、「ああ、この人たちはどんな顔をして、あのレースを観たのだろうか」って考えずにはいられなかったのだけれど。
 これを見ると、やっぱり「日本ダービー」というのは、特別なレースなんだな、と思う。人が多いところは嫌だから、という理由で、ここ数年来競馬場に行かずにネット投票ばかりの僕も、久々に競馬場に行きたくなった。
 しかし、夏の小倉は……ただでさえ暑いのに、今年の猛暑では……
 いや、行く、絶対行く……つもり。


川べりの家

川べりの家

Winning Post 8 2018 - Switch

Winning Post 8 2018 - Switch