巨人の山口俊投手のノーヒットノーラン達成に「居座る力」を思う。

　小林麻耶さん結婚のニュースをネットで見て驚いた。
　いや、驚くようなことではないのかもしれないし、驚く必要もないのだけれど、これまでの小林麻耶さんのブログや報道は妹の麻央さんのことが多くて、そういう関係の人の存在には触れられていなかったので。芸能ニュースでは、海老蔵さんと再婚か、なんていう記事もあった。
　個人的には、妹さんのことは抱えつつも、これからを生きていくために、そういう相手がいてよかったのではないかと思う。
　そして、ブログで自ら語ったり、芸能ニュースで伝えられていたりすることは、あくまでも、その人の一面でしかない、ということをあらためて思い知らされた。大部分の人は、ネガティブなことをネットに書くことはあっても、本当に知られたくないことは、そう簡単には公開しないよね。それで良いのだし、見る側も、そういうものだという認識を持っておくことが大事だ。

　巨人の山口俊投手がノーヒットノーラン達成。
　去年の救急外来での暴力事件のときには、もうこのまま引退するしかないのでは、と思っていたのだが、続けていたおかげで、こういう記録を達成できたし、活躍していると、世間の風当たりもなんとなく緩んできたというか、「あの事件を乗り越えて」みたいな雰囲気にすらなってきている。
　それでいいのか、とも思うし、あれで野球を採りあげられていたら、力が強くて酒乱の男を野に放っただけなので、被害者も補償されて納得しているのであれば、結果オーライだろう、とも思う。
　ベッキーさんやTOKIOの山口メンバーのことを思えば、野球界というのは「実力の世界」であり、「結果を出せば、それなりに受け入れられる」みたいだ。
　酒の上での不祥事に甘いな、とは、やっぱり思うのだけれども。
　ちなみに、日本球界でノーヒットノーランは2014年以来、４年ぶりなのだそう。

　世の中、大概のことは、どんなに責められ、辞めろという声を浴びても、なんとかいまの場所に居座ってしまえば、そのうちみんな忘れてしまう。
　継続は力なり、だな。たぶん、そんなふうに使う言葉じゃないが。

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まや道 向かい風でも笑顔の理由

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